2017年07月17日

祝福!

約1億4千万年前の恐竜の時代から存在する“蓮”。
双子葉植物の原種みたいなものだと知りました。

本日は、朝から奈良県五条市の生蓮寺へ。




こちらの副住職は、真言宗の僧侶でもあり、蓮の研究者でもあらせられます。

念願叶って、お話をお伺いする機会に恵まれました。
幾度「へぇー!なるほどー!」という言葉が出たことでしょう。
合点がいくことはもちろん、初めてお聴きする奥深いお話が満載!
睡蓮は何度も見たことがありますが、こちら生蓮寺に所狭しと並ぶ、このような見事な蓮は初めてです。(蓮根が存在するのは、こちら。水面に浮かぶ睡蓮にはワサビ状の塊根。食べられません。)



花が咲く時間は短く、限られた時間帯だけなのに、私たち一行を優しく出迎えてくれる美しい蓮の生命たち。




中でも、「祝福」という名の蓮の美しさと芳しさは、なんとも印象的でした。




種子は、蓮の実として薬膳でも使われますが、成り立ちをこの目で見て、食して...となると、それはもう至福の喜び ♪



こちらは、花が終わった後の花托と雄しべ...



種子が抜け落ちると、「蜂の巣」のように見えるので「ハチス」→「はす」。
生薬の蓮の実は、この中にあるのです。


(トライポフォビアの方は、ごめんなさいね...)



緑色の表側を剥いて、苦い芯を取り除き、生のままをいただくと、まるでナッツのようです。


また、副住職のお計らいにより、甘露煮も味わいました ♪




こちらは、まるで栗のよう ♪


そして、飲みやすい“蓮花茶” “蓮葉茶” 、タイヘン苦い“蓮芯茶”の三種をそれぞれの抽出方法で味わう機会にも恵まれました。

精神の安定、不眠症、動悸、下痢や食欲不振...
あの楊貴妃も、美容のために蓮葉茶を飲んでいたと言われているそうですね。
わたくし的には、苦い蓮芯茶もお薬だと思えば美味しいものです。

鉢の中に存在する蓮根は、なんてすごいのでしょう。
どのような体質の方にも合うといわれる所以です。
その生命の偉大さは、こちらからも納得!

大賀蓮の約2000年前の蓮の種が発芽!という驚異的な蓮種の生存期間←をご覧いただくと、「あーーやっぱり蓮根 ♪食べよう!」という思いに駆られるでしょう。


蓮の魅力を堪能した後は、町家の建物が残る地区の一角にある『源兵衛』にて、地元野菜を楽しめるランチ ♪
ミシュランガイド一ツ星レストランの こちらで、60種類もの野菜をいただいたことになります。
初めて出逢ったお野菜も沢山!





料理長の詳しく細やかなご説明に耳を傾けながら、まるで新しい世界が拡がるかのように感じたランチでした。


近いうちに家族と再訪しよう♪と考えています。
生蓮寺は、弘法大師がお通りになられた街道にあります。
奈良と高野山を繋ぐ道を歩いていると、お大師様がお側にいてくださるような気持ちになりました。

真言宗の瞑想法「阿字観」を初体験し、瞑想の本来の意味を理解することもできた今日は、私の大切な日。
心と身体が確かに浄められたと実感し、祈りが通ずる道をお贈りいただいたと感じ入る 息子の誕生日でした。






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