インスタント

非常時に口に入れるものを考えた時、何を思い浮かべるでしょうか。

需要が高いのは、お水はもちろんのことカップラーメンやパンだそうです。

ライフラインが復旧しない時は、食欲を満たすために致し方ないと思いますが、もしも電気が通っていたら電子レンジは使えますから(阪神淡路大震災の被災時、電気の復旧が早くて救われました。)、何かしらストックしてあるもので作れる可能性が拡がります。

本日は、天然のインスタント食品 ♪ …といえる一品をご紹介いたします。

和洋中を問わず使える切干し大根は、うま味が流れないようにサッと洗ってカットするだけ。

紙パックのカットトマトと…

水煮のツナ缶スープごと…

塩をほんの少々…

家庭菜園のピーマンも加えて耐熱容器に入れて、電子レンジ600wで4~5分加熱したのがこちら。

「切り干し大根のトマト煮」

非常時に不足しがちなビタミンやミネラルを豊富に含みます。

電子レンジがなくても、カセットコンロとカセットボンベとお鍋があれば大丈夫ですね。

ありきたりな乾物と缶詰というこれだけの利用でも、それぞれのうま味成分が相乗効果を生み出して奥深い味わいとなります。

また、切干し大根に含まれる自然な甘味が、トマトの酸味を程よくします。

切干し大根は、江戸時代初期に凶作対策として開発された保存食。

戻していなくても、加熱しているうちにあっという間に戻ります。

疲れた時ほど自然なものを。

身体が本当によみがえります。

インスタント=即席。

非常時は、心の栄養にもなる温かくて優しい即席料理が嬉しいです。

お忙しい時にも、是非どうぞ ^ ^

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