慎独のすゝめ
『慎独』という言葉を知ったのは、今から十年ほど前。
読んで字の如く「独りを慎む」という意味です。
四書五経の一つ『大学』の6章にある言葉。
「自分一人の時でも、常に心を正して行いを慎む」という意。
少し堅く感じることですが、何にでも通じるなぁと思いながら過ごしています♪
例えば…ですが、
「家で一人で過ごす時も姿勢を正し、ソファでグデ~ッっとならずに過ごすと、逆に身体が楽になります」とか、
「家で一人で食事をする時、たとえ買ってきたお惣菜一つでも、器にきちんと盛り、買ってきた容器のまま食べる…なんて絶対にしないように」とか、
「自分の身体に畏れの心をもち、お風呂で身体を洗っている時も、感謝の念で優しく労ってあげましょう」などと、講座でお話しすることがあります。
もちろん、自宅は一番くつろげる場所ですが、もしも悪いことを考えたり物事をあなどると、後から必ず報いがあります。
姿勢だって同じことです。
外できちんとしていても、家で崩れていたら徐々にその人の空気感となって表れます。
装いやお化粧ではごまかされない、見えない何か!です。
「一人でいる時も、大勢の人の中にいると思って行動する」
「大勢でいる時でも、一人の時のように心静かに過ごす」
『慎独』という言葉には、大切な意味が詰まっています。
独りの時間、何を考え、何を思い、何をされていますか?
「今、あなたは何をしていますか?」と聞かれたらハッキリお答えできますか?
私も毎日、自問自答しています^ ^
コメント4件
kyokoさん、本日も素敵なコメントをありがとうございます。
「自分を律して!」と思うとしんどいので、常に内省する意識でどうぞ(*^^*)
独りの時間は、呼吸を調えるにふさわしい時間です。明日への活力も養えます。
心穏やかに、成長できる毎日を過ごすには、慎独…大事です。
友麻先生、こんばんは
お忙しい中、今日は『慎独』の言葉の意味を包容力豊かな表現で わかりやすく解説をして頂き、ありがとうございます。
私は 本来、生皮な人間なんですが(^◇^;)、今日の友麻先生のお言葉で 背筋を伸ばし、充実した一日を送れたような気がします。
私なりのペースですが、悔いの残らない人生を歩む姿勢を毎日崩さぬよう頑張りたいと思います。
こんばんは(*^^*)
どうもありがとうございます!
人生は修行です♪だからこそ、どういう姿勢で修行するかによって、人としての幅や奥行きが違ってくるんじゃないかなと思います。それに、何より健全な日々が送れそうではありませんか(^o^)/
『慎独』…ブログを拝見し、目が覚める思いでおります。
ゆうまさんのブログに綴られる言葉は、心を照らし人生に彩りを添えて下さいます。
心を正して行いを慎む…自分を律して恥ずかしくない生き方をしていきたいと思います。
行いや言葉に心が表れると云われますが、ゆうまさんのエッセンスに溢れたブログに心を豊かにして頂ける思いです。
今日の私は昨日より成長しているはず(^-^;
…今日も感謝ですm(__)m