身体を労う
「あなたのおかげで今日も元気で無事に過ごせました。ありがとう! 疲れたでしょう?ゆっくり休んでくださいね。」
労いの言葉は、張りつめた心をそっとほぐしてくれます。
ほっとしたような温かな気持ちになります。
私は、いつもこの言葉をお風呂で自分の身体に語りかけます。
例えばですよ…
肩や首には、「今日も荷物が重かったよね。ホントごめんね。」
足には、「今日も私の重い身体をよくぞ支えてくれました。ホントありがとうね。」硬くなった部分には「キツかったでしょうに…」
腰には、「後でしっかりストレッチしようね。そりゃあ、あの荷物を抱えたら、注意していても張りが出るよね~」
お腹には、「今日いただいたものを頑張って消化させてね。大変だけどよろしくお願いします。」
肝臓辺りには、「大丈夫? しっかり解毒してね。よろしくお願いします。」
コンタクトレンズを外した後は、「さあ、沢山呼吸できるよ~。長いこと被せていてゴメンね。」
その時々で言葉も部位も違うのですが、常に身体に感謝しています。
心の声で…という時もありますが、肉声がバスルームに響いていることもあります(笑)
連綿と受け継がれた命を親からいただき、元気に活動させていただけることは最高の幸せ。
この人生を戴いてからというもの、「この身体を与えるので、これで命一杯やれるところまでやってごらん。」と、天から試されているように感じます。
ですから、身体に対して常に畏れの気持ちで接しています。
平素より、ストレッチや食に関する事をレクチャーする立場だから…と油断したことは一度もありません。
むしろ、用心に用心を重ねて節々を動かしています。
動く身体は、決して当たり前ではない奇跡的なこと。
ならば、身体に無理がある使い方はせずに、常に用心、且つ甘やかすことのないように過ごそうという気持ちです。
これが食べたいからといって、好きなだけ食べる、飲む…ということも、私には出来ません。
欲の力に押され、ほだされていると身体が悲鳴をあげますからね。
感謝の気持ちで自分を労い、養っていけば、この想いは身体に伝わるかもしれませんもの。
親からいただいた身体を大切にすることが、実は一番の親孝行かもしれない…と思います。
…引越し準備で、さすがに腰が張っていますが、今夜もこの身体の労を謝する時間をつくりたいと思います。
今夜は、父の作品です。
身体に感謝。両親に感謝。
命が尽きるまで、この気持ちは変わりません(*^^*)
2014-09-08 by
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コメント3件
友麻先生、こんばんは♪
今日も一日お疲れ様です。
以前は、身体にコンプレックスを持ち、自分の身体を労い、感謝する事ができなかった私…..。
ですが、友麻先生のブログを拝読させて頂き、借り物の身体を労い、感謝する事の大切さを学んでからは、自分の身体を愛おしく思えるようになりました( ^ω^ )
自分を支え、共に歩んでくれる身体に日々感謝しています。
不思議な事に 自分の身体を労う大切さを学んでからは、酷かった脚の浮腫みも少しずつ改善されて来たんです( ^ω^ )
これからの人生をより輝かせる為に 自分の身体を温かく見守り、磨く努力をしていきたいと思っています。
お父様の素晴らしい作品をご紹介頂き、ありがとうございます。
女性の柔らかな表情を美しく表現なさっていて ほっこり癒して頂きました(*^^*)
お父様の素晴らしい作品の画集を楽しみにしております。
友麻先生も お引越し準備のお疲れがでませんように お身体ご自愛下さいませ。
みほさん、こんばんは(*^^*)
今夜もありがとうございます!
ブログを通じてお伝えしていることを御心に留めてくださる方がいらっしゃると思うと、とても幸せに感じます。
講座でも、毎回お伝えしておりますが、身体を慈しむ心が何より大切です。
動ける身体に感謝ですね。
明日も元気に活動出来るように、ゆっくりお休みくださいませ☆
ATsuMIさん、ありがとうございました(*^^*)
日々、身体は変化しています。どんな時も過信せず、身体に感謝の念をもちながら過ごしてまいりましょうね。