空間
一歩も家を出ず…
明日からのスケジュールを前に、こういう一日も必要だなぁと感じます。
先月始めに久しぶりに読もうとしたものの、年末の慌ただしさに追われて再び片隅に追いやられていた懐かしい本も読めました。
最近違うジャンルばかりだった私が、今なぜ再びこの本を手にしたのか…きっと、意味があるように思います。
本との出会いは、私が尊敬する母の友人に薦めて頂いたのがはじまり。
年月を経た此度のきっかけは、公私にわたってお付き合いのある方とお茶を飲みながら、その本が話題に…!
ご専門の音楽の世界に偏ることなく、如何なる時も冷静に事にあたるオールマイティーな女性が、私が20代はじめの結婚前に読んでいた同じ本を大切にされていたと知り、とても嬉しい気持ちになりました。
結婚前と今では、心に入ってくる部分が全く違います。
様々な経験を経て私の受容体も大きく変化いたしましたが、いったい20代はじめの私は何を感じたのでしょうか。
明らかなのは、人生経験の不足によって自分に置き換えるものが少なく、文章の言外に含まれる意義まで深く読み解くことはできていなかったということです。
今日は、過去を省みることもできましたし、今の自分に不足しているものも考えさせられました。
大きくなった子どもたちを見送った翌日の、ひっそり過ごす貴重な空間。
「まわりに空間があって初めて美しいものは生きる…一本の木は空を背景にして意味を生じ、音楽でも、一つの音はその前後の沈黙によって生かされる。ろうそくの光は夜に包まれて花を咲かせる…」
空間があってこそ、日々の時間が活きる…
空間によって、心に余裕が出る…
なんとも有り難い一日でした。
リンドバーグ夫人が、海 そして貝殻から受け取ったもの。それは、きっと明日からの私にも反映されることでしょう。
2015-01-06 by
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コメント3件
友麻先生、こんばんは☆
素敵な御本をご紹介頂き、ありがとうございます。
お子様方を見送られた後は、本当にひっそりとして 淋しい空間を感じますよね…
私も 子ども達を見送った後は、いつも腑抜けになってしまいます(^◇^;)
でも、そんな空間だからこそ 心を潤す良き本を読み、自分を磨く努力をせねばなりませんね(*^^*)
ご紹介下さった『海からの贈物』
私も是非、読んでみたいと思います。
受容し、学んだ事をこれからの生き方に反映できるように頑張りたいです。
みほさん、こんばんは(^ ^)今夜もありがとうございます☆
宝塚を退団する少し前に出会った本です。
その頃の私は、若さ故の解釈しかできていなかった…仕方のないことですが、今だからこそ分かることってありますよね。
これからも、佳い本と出会えるようにアンテナを磨き続けなくてはと思います。
軽い自己啓発本は好きではないので、ご縁あったこういう本は大切にしています(*^^*)
お忙しい毎日をお過ごしのみほさんにも、充実の空間がたくさんありますように✨
ATumiさん、午後からもお仕事おつかれさまです(*^^*)
ブログをご覧くださいまして、心より感謝!です。
偶然の一致と思えることも、必然性があるからこそだと考えています(^ ^)
意味の無いものなど存在しないと…。
明日からのレッスン、お目にかかることを楽しみにしております♪