私のカスレ

東京から戻ってからの一週間、なんとなく怪しげだった喉の調子。

おかげさまで、完全復活です(*^o^*)!

むせる様な咳は、就寝中も、本日の歯科定期クリーニング中もまったく出ず ♪

スッキリです!

先日ご紹介した 大根とれんこんと干し椎茸のスープや柚子や葛は、連日摂り入れていました。

痰が多い人はやめておいた方が良いですが、肺が弱って出続ける様な咳には良いといわれる「なまこ」にもお世話になりました。

結局、お薬は服用していません(*^^*)

そんなわけで、ここ数日は講座中にむせ込む咳に襲われる危険性が高かったため、近くに水分を置いてのレクチャーとなりました。

夜になると、毎日喋りっぱなしの喉は悲鳴をあげ、かすれ声寸前。

精気のない声を情けなく思う夜もありました。

ただ、大切な友人が辛い状況下にあり、矢も盾もたまらず電話した時は、励ますどころか かえって気を遣わせてしまいました。

耳から伝わる声は、元気か否かを判別するには正直すぎます^^;

『伊勢佐木町ブルース』(御存知ない方はYoutubeでどうぞ ♪) が、バッチリ似合うカスレ声になる寸前で踏ん張ることができて感謝です。

今は、ジュリー・ロンドンみたいに『Fly Me To The Moon』が似合う声に戻りました。笑

ところで。

カスレ…といえば ♪

先日、軽くランチをとった時に「カスレ」を注文しました。

フランス南西部の豆料理だそうで、長時間煮込んで作る豆のキャセロールです。

豚肉やソーセージ、そして白インゲン豆が入っていましたが、ちょっぴりスパイシーな濃いめの味付けでした。

好きな人と会話を楽しみながら食べていると、少々濃くても美味しく感じるものですが、よくよく考えると 「やっぱ濃いなぁ」です。

そこで、「私のカスレ」をこしらえることにしたのです。

白インゲン豆は、大きめの「白花豆」ではなく「大福豆」を使用。

水に浸けてから柔らかくなるまで煮ておきます。

赤身の豚フェレ肉は、自家製醤油麹と酒で下味。

まずは、ヨーロッパのネギ、リーキの様な地元宝塚の太ネギを輪切りにして一緒に炒めました。

エリンギや干し椎茸、そしてドライトマトも一緒に、水を加えて煮ます。

さらに、蒸した里芋と生芋こんにゃく、高野豆腐、やわらく煮た白インゲン豆の大福豆も加えます。

水分が半分ほどになるほどクツクツ煮たら、白味噌を混ぜた味噌を加えて火を止めなじませます。

私は、ここで一晩置きました。

そして、今朝は三度豆を加えて再度温めたあと、耐熱容器に移し、柔らかくしたお餅を中に忍ばせて、上からとろけるチーズをかけてオーブンへ ♪

連日の寒さで縮こまった細胞が、ふんにゃ~とほぐれていくのがわかります。

身体じゅうの細胞や内臓を温めて柔軟にのばす お餅のねばり成分が、滋養作用ある里芋をはじめとする薬効あらたかな食材の数々と協力し合います。

白インゲン豆と三度豆。

里芋とこんにゃく芋。

干し椎茸とエリンギ。

この豆類・芋類・きのこ類 プラス、高たんぱくの豚フェレ肉と高野豆腐や味噌、それにチーズ。

それらのビタミンB群を助ける太ネギやあさつき。

休日なので、母にも届けて一緒にふうふうしながらいただきました。

私の私による私のためのカスレだなぁと自画自賛。

喜んでくれた母を嬉しく見ながら、作って良かった ♪という幸福感に包まれた一日でした(*^^*)

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