外見?中身?

見て呉れは立派でも、中身は大したことがない…

生きていると、そんな事物や人物に出合うことが多々あります。

外見を重視するあまりに、本来の良さが失われてしまったり、「あぁもったいないなぁ~」と思うことも多いです。

つい最近のことですが、共鳴し合える方々より「等身大の生き方を伝えてくださることが嬉しいです。」というお言葉をいただきました。

意識していなかっただけに、大変嬉しく思いました。

身の丈に合わないことを体裁ぶることはできませんし、体裁を取り繕う知恵も時間もありません。笑

等身大で過ごすとラクですし ♪

余計な労力を使わないぶん、肝心なものを失わなくてすみますし ♪

そうすると、向き合う方に実意が伝わるものなのです。

今世での暮らしは今のところこの積み重ねですが、おろそかにしない過ごし方を楽しもうと考えています。

調理する時も同じです。

見た目を重視するあまりに、栄養の抜けるアク抜きや下処理…

残念なことをよくお見受けします。

ごぼうや蓮根、はたまた玉ねぎやキャベツにレタス…これらを水にさらしちゃったり、取らなくてよい柑橘類の内側の白い皮をきれいにしちゃったり、ご丁寧にもやしの芽や根を取ったり水にさらしちゃったり。

たしかに、見た目はスッキリと美しくなるのでしょうけれど、健康を養うための家庭料理として何食べてんだろーという疑問さえ浮かびます。

ちなみに、もやしもスプラウトの一種。

大豆が、加水→保温→発芽というプロセスを経て野菜となるわけです。

今をときめくブロッコリースーパースプラウトだって、下の方は取りませんでしょう?

養分の詰まった芽も、水を吸い上げるために頑張っている根も取っぱらったもやし。

さらにそれを水にさらしてシャキッとさせた場合は、養分という養分がもぎ取られた代物となります。

水溶性のビタミン、それにミネラルまで、ダーっと流れてしまうわけです。

もやしの製造者さんが泣きますね。

それに、「もやしくさい」とか言わないであげてくださいな ♪

疲れをとったり、様々な効能があるうま味成分のアスパラギン酸が豊富ゆえですから。

このたび使ったブラックマッペもやしは、コレステロールのバランスを調えるといわれています。

それに、今では根が短めに改良されているものも出回っています。

もやしは加熱し過ぎずに、ごく少量の水をグラグラさせたところにパッと入れて、サッとフタして、サササッと揺らしたら、シャキッと感も失いません。

粗熱をとってから、ブロッコリースーパースプラウトと、同じくクイック蒸しをしたアスパラガス(はかまを取らずに、斜めにスライスすればスジなんて大丈夫。食物繊維ですから。)を盛って、旬のナマコ(醤油と黒酢と柚子の搾り汁を合わせて)をシャシャッと添えて、一緒にいただきました(*^^*)

疲れが吹っ飛び、元気が出ることうけあいです ♪

あ。

こちらの一品、見て呉れは良くないですものね^^;

けれど、本来の良さがそのまま摂れます。ハイ(*^o^*)

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