この身を
10代後半から、心にくる言葉をノートに書き留めていました。
ちょうど、宝塚で初舞台を踏んだ頃からです。
物事を哲学的に捉える母の親友の影響…これも大きかったように思います。
「みかちゃん、そんな若いうちから色々と分かってたらコワイわ~。私が余計な話をしすぎたのかしらね。」
冗談めかしてそう云われたけれど、私には心地好い時間。
新聞の切り抜きや、おすすめの本を教えてもらうという有り難い存在でした。
その頃知った言葉に、『身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ』ということわざがありました。
自分の身を犠牲にする覚悟があってこそ、物事を成就させることができる という意味ですが、当時の若い私は、宝塚に心血を注ぐことだと捉えていたのかもしれません。
その後、幾度となく訪れた人生の岐路に立った時に浮かぶフレーズの一つになるとは、考えもしませんでしたし。
今になって思うのは、若い時に心に留まった言葉も、実は後々必要だからインプットしておくようにとの神様のはからいかもしれません。
現代人の私がいうのもナンですが、私も含め、とかく便利な世の中に生きる現代人は甘いなぁなんて思います。
便利で不思議な食べ物が蔓延しているのはもちろんのこと、情報はあふれていて、好き放題の取り放題。
取捨選択を誤らないようにしようなんて慎重さはどこへやら、情報の奥を読み取ることは面倒だという空気さえあります。
ストレスという言葉で何でも一括りにしたり、現実逃避できるツールもあふれんばかり。
覚悟…とかいうと「大袈裟だなー」とか云われかねないのですもの。
先日も、ある飲食店の男性店員には、気も骨もスジも入っていなかったですしね。笑
この身ひとつ生まれてきたのですから、これからもこの身を大切にしながら、毎日しっかり過ごそーっと ♪ と、そのように感じる休日でした。
なんで休日に、イチイチそういうことを感じるのかと?
あ、ハイな。
身欠き鰊(にしん)の味付けしたものをいただきましたもので…
って、関係ないけれど。笑
袋の文字を見ていると、連想してしまっただけです。笑
幼い頃から、にしん というと 京都は松葉の「にしん蕎麦」が好きでした。
実は、この二日間ほとんど家にこもって頑張っていたので、買い物に行けず…
時間も惜しいので、お昼は「にしん丼」(*^^*)
いつもの胚芽米と玄米や小豆や雑穀類がふんだんのご飯に、玉子と小松菜(黒ゴマ多め)をのっけてから、温めた“にしん”、そこに山椒。
何にもメインがないとあきらめかけていたところのご馳走丼になりました ♪
明日は、お楽しみが待っています ♪
だから!その前に心血注いだ講座をひとつ、しっかり(≧∀≦)!です。
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