無心
大切な人との会話の中で、「一途だからなぁ…」と言われました。
本当にそうだなと感じます。
一途に一心。
一つのことにひたすら向かい、内省しながら進み行く不器用なスタイルは、半世紀以上の人生修養を経ても、大きく変わる気配はありません。
自然界の法則に従いながら生きること。
すると、物事は成るように成る。
大切なことさえ忘れなければ、少々の失敗なんてへっちゃらです。
今週も、御縁ある方々と時間を共にし、とても幸せな一週間でした。
時間は足りない毎日だけど、善い時間を過ごせることに深く感謝です。
「草木は、よく思われようとも、美しく咲こうとも思っていない。」
「無心になっている姿は、美しい。」
…105歳の没年まで絵筆を執りつづけた女性日本画家 、小倉遊亀 の此の言葉を知った時、あらためて学びと励みを得ました。
「美その中にあって、四支にのび、事業に発す。美の至りなり。」
こちらは、座右の銘の一つ、易経で述べられている一節です。
無心に打ち込み、気がつけば光があふれ出すように表れるものをふと感じた時、これが、そういうことなのか…と感じるのです。
関わる方々の御心が清らかで、同じような価値観をおもちであることに感動を覚えます。
無心になれる空間…ただひたすら、ご自身に向き合える時間と場を提供してまいります。
写真は、鰹節削り器と本枯節のかつお節 ♪
有り難い流れで入手できたので、とても幸せ。私の宝物の一つです(*^^*)
無心になって削っていると、雑念の入り込む隙間もなく、ただひたすら鰹節とそのいただき方を考える。これだけ。
今朝も、家で採れた青じそと一緒に、ご飯にのっけて胡麻も少々。醤油だけたらしていただきました ♪
日本人に生まれて幸せ~ ♪ と感じる味わい深い一品です。
こちら、本枯れ節の鰹節は発酵食品ですが、市場に流通しているものの8割は、発酵食品の鰹節ではありません。
本枯れ節は、カビ付けをすることで微生物が完全に水分を吸い取るので、長期保存も可能です。
うま味が、たっぷり!
疲労回復効果も、しっかり!
心の均衡を図るにも、ぴったり!
自分の心と身体にやさしく、時に厳しく。
一途な自分を教育しながら、無心に努めます ♪
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