本性の表れ
生まれながらの性質は、そう簡単に変わらないと思っています。
自分も、家族も。
本来もっている性質に善い悪いはなく、それそのものを受け入れて、時にもがきながら生きています。
自分のエネルギーが成長するには、より良い方に向くように過ごせば善いだけであって、今日も一日を生きれたことが有り難く、尊く感じます。
この状況下でも、「私はコロナに感謝よ。あなたとこんなに一緒に居られるなんて!」と、母が申します。
世の中の変動に、びくともしない心。
「テレビ見ていたら怖くなって身体に良いことないわ~。自分のやること沢山あるし時間の無駄!」と、バッサリ。
大変な時に、人の本質が浮き彫りになります。
可愛い笑顔で思ったことをそのまま口にする人ですが、一緒に過ごす時間が増えたことにより、その輝くばかりの正直な本性は美しく、崇高にさえ感じられます。
三年前バラバラに折れた脚の骨も、今ではしっかりとした足どり。
歩けるようになったのは、本人の努力ですが、入院中に私が差し入れしたもののおかげだと思ってくれています。
最近、身体の慎重な動かし方についても、アドバイスを聞き入れてくれるようになりました。
本日のおすすめは、こちら。
あいうべ体操でお馴染みの今井一彰先生ご考案のソックスをゆびのば.comから購入しました。
お休み中の私も、足のアーチはしっかり保ちながら動こうと、身体が鈍らないようにとり入れています。
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これまで、コロナ云々の前からマスク二重(綿マスクと不織布)の私は鼻呼吸できますが、マスク内は口呼吸という方も多いかと思います。
こういう感じで舌を動かせたら、オーラルケアだけでなく、全身の動きに善い影響をもたらすことでしょう。
少しだけしんどいけれど、有り難いことです。感謝!!
…と、これまで綴ってきたブログも、特に前回のブログにも「感謝」というワードが登場していると思いますが、この変事において、なにを能天気に…と、呆れておられる方もおいでのことでしょう。
〇〇に感謝…
これは本性、本心から出る言葉です。
物質的に得た物に対して有り難う!感謝!というよりも、すべての共鳴によって心に届いた、抽象的な目には見えないものに対する瞬間の感情です。
経済への影響が計り知れない中、日本がとっている経済政策にも、多大な疑問が湧き上がる今…(コロナのおかげで、日本国内ばかりか他国の本性があらわになります。)
善いと思えないような出来事にも感謝するのは、個人としての在り方や対策を考え、向き合うことによって自分の魂が成長できるような気がする、それ自体に有り難いと思えるのです。
逆に、具体的な対象に有り難いと思い、それに報いたいと心が向かうと、それは「恩」となり、お返しすることになります。
さらに言えば、なんとなく感謝しているような気持ちになったり、相手から恩を返してもらおうと思う場合は、よほど普段から物質的なものに執着しているということです。
この身体を入れ物としている本性は、その内容によっては入れ物を壊しかねません。
本能的に、自分の中身を感謝の念で満たしておくことでストレスを回避でき、結果として心身を守れるとわかっているようです。
毎日、大したフォローもしていない私に対し、
「有り難う!今日も最高の一日だったわ~!感謝よ~!」
このように言ってくれる母に、私の方こそ、これまでの感謝と、その恩に報いたいと強く想う今日この頃です。
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