癒す

彼岸の入りです。

台風は接近しているけれど、暦は正直。

涼やかな風が流れています。

生死の海を渡って到達する世界と、迷い大き此岸に生きる私たちの世界が近くなるこの時期。

自宅で過ごすと、物事が冷静に考えられて心も穏やかになります。

私は、家で過ごすのが大好きなので尚更ですが。笑

お仏壇で手を合わせながら、今日までの日々に感謝です。

布団圧縮パックの中に入れられて、四方八方から掃除機で吸引されている感覚を味わった年月。そこから自力で抜け出した時には、驚くほどの清らかな空気が流れ、いつしか私を強靭に仕立て上げてくれていました。

私が彼方に行った時は、胸をはって父に報告できることがたくさんあります。

けれど、まだその時が訪れそうにない今は、彼岸と此岸が近くなった時に、精一杯感謝の気持ちを伝えたいと思っています。

悲しみも苦しみも、父がこの世を去る時に彼方に持って行ってくれた気がしてならない私には、彼方から父が計らう「時」と「思い」に癒してもらっている実感があります。

そんなことを考えながら、黙々と用事に勤しむ一日。

ひとり暮らしの娘と息子が、ふたり仲良くランチした話を聞きながら、微笑ましい光景を想像して心がポッと色づきます(*^^*)

ずいぶん心を癒してもらっている二人にはランチぐらい振る舞いたいところですが、それが叶わない今は、それぞれの毎日が感謝と報恩の日々でありますように…と祈るのみです♪

「癒す」というと、リラクゼーションを意味する使い方が一般的になりましたが、本来は病気や傷を治したり、飢えや心の悩みを解消することを言います。

今夜は、一般的に使われる意味の「癒す」ことを考えてみました。

一日の疲れを癒すバスタイム ♪…

フワフワの泡に包まれて身体を洗浄することで「癒される」人も多いはず。

朝は蒸しタオルだけの私も、夜はしっかりと石けんを泡立てて、優しく包み込むように洗顔します。

ネットで泡立てたアワアワを両腕いっぱい動かして、手で身体を洗ったり…

シャンプーの仕方も、考えるところがあってこのようなグッズを使ったり～ ♪

100均で購入した容器です(*^^*)

ここにシャンプーとお湯を入れてシェイクシェイク。

ブラッシングしておいた髪は、ごくぬるめのお湯で予洗いをしっかりと！

これは、頭皮や髪が乾燥するから…という理由以外に、経皮毒を受けにくくするためです。

皮膚の温度が高いほど、吸収されちゃいます^^;

シャンプーも、量が多いほど…濃度が濃いほど…入っていきます。

商品を見極めて、良い成分が入っているものを購入していても、今どきのシャンプーには「本当に身体に良いもの」なんてないことを知りながら生きています。笑

以前、サロンのヘッドスパでお世話になった方のやり方を真似て、シェイクシェイクして容器内でアワアワになったものをのせて汚れをやさしく落とす…という方法。

ブッシュ～という感じ。好きです(*^^*)

ちなみに、トリートメントも地肌にすりこむことはゼッタイにありません。一瞬だけ ♪

日用品による経皮毒とか、食品の添加物や農薬とか、きっと彼岸の世界にはないんだろうなぁ。