あいびき

どこのどなたか知らないもの同士…

それも、牛と豚のどこかの部分。

脂身は、ヘット と ラード。

それなら最初から牛だけ、豚だけとした方が自然な気がしてならない私。

そんなこんなで、私は合い挽き肉を買いません。

主婦になりたての時代は、出どころがはっきりしている牛肉と豚肉のひき肉をそれぞれチョイスして合わせたこともありますが、ある時期から単独で使うようになりました。それも年に数回。

信用できないものは買いたくないので、精肉店で挽いてもらうのが安心です。

もう少しお話しすると、ハンバーグからの「肉汁がジューシー ♪」とか云うのは、脂のことです。

牛のA子の毒素も、豚のB君の毒素も、それぞれの脂肪に蓄積されています。

(解毒する臓器であるレバーは、言わずもがなでございます。)

それらを承知のうえで肉類を購入するわけですが、本日の主菜は、肉類を好む母のために煮込みハンバーグを作ることにいたしました (^o^)

鹿児島の黒豚のひき肉を使用して、中は味わいを増すように少し工夫。

玉ねぎとブラウンマッシュルームのみじん切りに、にんにくを一片すりおろしたものを米油で炒めておきます。

冷ました後に豚ひき肉。

卵と片栗粉の他に、おからパウダーをつなぎとして使用。

酒やスパイス類の他に、好みの調味料で濃すぎないように調えて焼きます。

以前お伝えしたビン入りのカットトマト入りトマトソースや洋風だしなどを煮詰めてから豆乳を投入 ♪

あらかじめ焼いたハンバーグを合わせてなじませたら、火を止めて味わいを引き出していきます。

玉ねぎも、ブラウンマッシュルームも、それにトマトも、うま味の宝庫!

柔らかく仕上がっても崩れはしない煮込みハンバーグを母も喜んでくれました。

ひき肉選びの考えや経緯を話すと、母も昔から合い挽き肉は購入しないとのこと。慎重さは同じでした。

本日迎えた年齢には見えない母に、こうして料理を食べてもらえることの幸せを深くかみしめています。

また、柔らかいものでも よく噛んでいただく様子に、元気の源を感じます。

これからも食材選びから組み合わせ、調理法に至るまで吟味し、中身を充実させていこうと気持ちを新たにした一日でした(*^^*)

皆からお祝いの言葉をもらって「幸せ」を何度も言葉にする母。

今日、一番喜んでくれていたのは天国の父でしょう。

生まれ変わっても一緒になりたいという二人が再会する日まで、母の笑顔をたくさん見たいと願います。

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コメント2件

  • shima より:

    お母様、お誕生日おめでとうございますm(__)m

    友麻さんが丁寧に作られたお料理は、最高のプレゼントになられた事ですね。

    私の母は、普通に挽き肉を購入してましたが 私がOL時代の先輩に自分で挽いているって話しを聞いた事を伝えると フードプロセッサーを購入して2~3回ガチャガチャやって最終的にお店で挽いて貰っていた事を思い出しました(笑)

    それにしても……お父様とお母様は本当に睦まじくされていたんですね。友麻さんが思われている通り お父様もきっと 今日の日を喜ばれていられますよね(^^)

  • ゆうま より:

    shimaさん(*^^*) こんばんは☆

    ありがとうございます!

    御母様はさすが細やかでいらっしゃったのですね。

    その先輩のように、本当は家でひき肉にするのが良いのですが、フードプロセッサーの後片付けを考えるとゾッとするので、せいぜい包丁でたたく程度しかしたことがありません^^;

    今の時代は、ただでさえお肉選びに慎重さが必要ですが、合い挽き肉となると更にベールの向こう側なので分からないことが多いです。

    「生まれ変わっても一緒になりたい人」と人生を歩めた母は、女性として最高に幸せだと思います。

    父との思い出を胸に、元気に暮らしている母の姿を近くで見られる私もまた幸せ者…ですね(^。^)

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