明日からも健やかに

聖地より、戻ってまいりました。

誰かに導いていただいていたかの様なこの二日間。

連休中とは思えない事の運びに、ただただ感謝です!

皆が元気で、母の傘寿をお祝いできたことを心から幸せに思います!

美しい朝日を拝んだ本日は、父と母の結婚記念日♪

母の傍には、父が優しく寄り添っていたことでしょう。

宿を後にして向かった先は、二見輿玉神社。

夫婦岩の神石を拝むことができる二見ヶ浦は、古来から伊勢神宮を参拝する人が、始めに禊(みそぎ)を行うところです。

お祭りしている道開き(導き)の神様である猿田彦神社も参拝いたしましたが、まずはこちらに。

正直申しまして、私達一行は全くもって詳しくない参拝者です。

けれども、御縁をいただいたタクシーの女性運転手さんの細やかでご親切な案内によって、様々なお導きをいただきました。

二番目に訪れた伊勢神宮の場所を定められた倭姫命(やまとひめのみこと)を祭る倭姫宮では、私達だけしか歩いていない静けさの中、連休中の喧騒から離れての参拝となりました。

私の伊勢神宮初参拝は、幼少の頃にさかのぼります。

中でも、小学校の修学旅行で学級委員を務めて6年4組のブルーの旗を意気揚々と掲げていた時のことは忘れられません。

内宮の大きな松の木から落ちてきた松ヤニが頭上に…!です。

当時ロングヘアーの私の髪の毛が、ネチャネチャになったのです。

帰宅後、母と一緒に泣きそうになりながら髪を洗いましたが、「伊勢神宮との御縁」だと捉えるところなんて、母は肝が据わっています。

その後は、宝塚音楽学校時代に伊勢神宮皇學館に於いて歌わせていただいた貴重な思い出もあります。

最近では、私が同行するバスツアーイベントの行き先として御縁をいただき、感謝の極みでした。

そして、本日も晴れ渡り…

五十鈴川のせせらぎの中、心身を清めさせていただき…

ありがたい時間。

私は思うのです。

こうして、神様と対話できる聖地に母が参拝できたことは、まるで奇跡のようだと…

ちょうど10年前、母の脚は名医の手によって生まれ変わったのです。

一日も欠かさずにリハビリを続けている結果、心配する私達を尻目に本日もしっかりとした足どり♪

このまま支障なく父のもとに旅立つ日まで、どうか大切にしてほしいと願っています!

感謝の念を報恩にかえて…

明日からも健やかに過ごしてまいります。

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