2019年11月14日

卓越した人

「その道で第一人者と目される技能者」は、日本全国津々浦々にいらっしゃいます。
人生という長い道程、ひとつの道を極められる方のご努力と熱意から、多くのことを学びます。
卓越した技術をおもちの方は、きっと、寝ても覚めてもそのことを探究され、労を厭わず、正しい道を模索しながら苦しみを楽しみに替えながら歩んでこられたのだろう...そんなふうに感じます。

私が今年も忙しかったと感じるのは、単なる錯覚にすぎないようで、まだまだ自分に甘いところだらけ。
そのつもりはなかったけれど漫然と一年を過ごしてしまったのか、気づけば今年も残り50日にも満たない日数になっています。
食生活と運動を提唱する日々の中、明日は隔週のダンスクラス。
いつもの如く、天国にいらっしゃる宝塚歌劇団のレジェンド 大浦みずきさんに、祈るような気持ちで「なつめさん、お願いですっ ♪」と振りのアイディアを授けていただくいう、依存心まる出しで甘っちょろい考えの私。
ふと想うと、今日11月14日は御命日でした。
10年も経つというのに...
先日は偲ぶ会に出席させていただいたというのに...
未だ、どこかでひょっこりお目にかかれるような気がします。
ダンスも何もかも卓越した舞台人 なつめさんの足元にも及ばない後輩が、今は超現実的なことをレクチャーする立場になったことも、たまにダンスを指導していることも、寛大で穏やかな笑顔で見守ってくださっているように感じます。
素晴らしい方の下で過ごせた青春時代に思いを馳せ、感謝の気持ちが湧き出ます。
明日も充実した一日でありますよう、 心を奮い起こして努め、精を出してまいります^ ^

さて、このほど令和元年度「現代の名工」が選ばれました。
すぐれた職人や技術者を厚生労働省が毎年、表彰するものです。
今年度は全国で150名。その中のお一人、奈良市にある『ガトー・ド・ボワ』の林雅彦シェフは、1991年フランス「クープ・デュ・モンド」パティスリー製菓ワールドカップにおいて27歳で優勝されたご経歴をおもちです。
溶かしたチョコレートをケーキにかける「グラサージュ・ショコラ」という製法も考案されました。
フランス伝統菓子の啓蒙と普及にご尽力され、後進の指導と育成にも貢献されています。

気さくで温かく、ご誠実なお人柄。
ケーキやショコラの数々はもちろん、月ごとに出されるお菓子にも優しさが表れています。
真心と卓越した技術、それを体現されるエネルギー。
尊敬する方が、令和元年の名工に選ばれたことを心から嬉しく思います。
11月の旅するお菓子はこちら

今月は紅玉とイチジクが使われています。
下は、1ヶ月前に美味しくいただいた「10月の旅するお菓子」。栗がふんだんに使われていました。

世界一に輝いたケーキもすべて、珠玉のスイーツを是非とも味わっていただきたいです。



パッケージのおリボンも、私好み^ ^



ちなみに、こちらのお店で使われる包装紙 2種類のうちケーキ柄は、父の遺作となったものです。
機会があれば、どうぞご覧くださいませ^ ^




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