邪をふせぐ

あと1ヶ月で新年を迎えると思うと、キュッと身が引き締まります。

でも、あと1ヶ月も経たないうちに子どもたちが帰省する〜と思うと、ワクワクします(﹡ˆ︶ˆ﹡)♬

この師走の1ヶ月を如何に過ごすかによって、来年のスタートも決まります。

何事も終わりが肝心。

心を緩めすぎずに適度な緊張感を保ちつつ、明るく朗らかに過ごしていきたいものです♡

そう思っていても、少しの隙あらば入り込もうとする邪気!

病気の邪気も、物質的や精神的な邪気も、しっかりした衛気(えき)をもって防御したいと思います!

私の人生バイブル。 座右の書…の一つである『易経』には、

「邪を閑(ふせ)ぎて その誠を存し。」という言葉があります。

これは、外からの 邪 ではなく、自分の中にある 邪 を防ぐことをいいます。

自分は清らかな心をだけで、邪心などない!などと思ってはいけない…どんな人にも正と邪の両方を合わせもっていると自覚する必要があると 理解して、内邪が頭をもたげないように調えておくことが大切だ…ということでしょう。

ついつい自分に甘くなる私への 戒めの言葉です。

先ほど、年末に帰省予定の娘の声を聴いてホッといたしました。

咳もしていないし、鼻声でもありません。

「どんなに忙しくても、食べることはちゃんとしてるのよ〜。」と、4:00頃に起きて昼食を準備している様子。

涙ぐましい行いを聞くと、すぐさま飛んで行きたくなる親心。

「お正月に宝塚を観劇する」という、彼女にとって最高のお年玉的イベント♬ が待っているので、是が非でも体調を調えて12月を過ごすという覚悟が見え隠れします。笑

あまりにタイムリーなので、今夜の一品を電話口でザッと伝えました。

題して、『邪気払い丼』






昔から、魔除け&厄除けとして用いられてきた 白ねぎ をた〜っぷりと使います。

先ずは、ごま油で 生姜 と 白ねぎ を炒めて香りを出します。→ フライパンから器にとっておきます。

そのフライパンで、今夜は 黒豚のひき肉を使って炒めます。しっかりお酒をふります。

人参と 本なめこを加えて炒めます。

器にとっておいた生姜と白ねぎ合流 ♪

えのき茸 と 青ねぎ も加えて、オイスターソースや塩、貝柱スープ等で少し中華風に味付け。

オイスターソースは、化学調味料やカラメル色素も入っていない 光食品のものを使用しています。

ポイントとしては…

大きな大きな 本なめこは、手で割いたり切ったりして程よい大きさにしていますが、特有の粘りがあるので 水溶き片栗粉でとろみを付ける必要がありません(*^^*)

えのき茸も、一緒に とろみを担ってくれますし ♪

何より、なめこ と えのき茸 に含まれる パントテン酸は、ストレスに対抗するために絶対的に必要な栄養素!

パントテン酸が不足すると、副腎の機能が低下するのでストレスホルモンの製造が鈍ります。

それに、ヌルヌル成分が身体に必要なのは周知の事実 ♪

また、ネギに含まれる硫化アリル の一種アリシンは、豚ひき肉のビタミンB1と結合するとアリチアミンになり、疲労回復をうながすうえに、糖質のエネルギー代謝を高めるので、がん予防にもなります。

他には、ねぎがたっぷりなので血液をサラサラにしてくれますし、鎮痛・解熱・解毒効果もあります。

細胞のはたらきを調えて 風邪を予防し、胃の働きを高め、粘膜を保護、腸内環境を調えて免疫力を高める!

電話を切ってから…

すごぉ〜い ♪

最強〜♪

などと調子に乗って自画自賛していると、

今しがた「もうちょっと、美味しそうなネーミングにしたら?」と、水をさす人が約1名。笑

ふ〜んだ。

作ってあげないよ〜。

そう思う意地悪な私は、「邪を閑ぐ」には至っていないのだわ(⌒-⌒; )

はたと気づいた夜でした⭐︎

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コメント1件

  • ゆうま より:

    みほさん、こんばんは(^o^) ⭐︎

    ありがとうございます!

    ネーミングや、見た目よりも美味しい丼です。笑

    お好みで、豆板醤等を使っても良いですし、お味付けはご家庭の味でどうぞ(*^^*)

    娘は、このネーミングをけっこう気に入ってる様子です。笑

    年末年始、どこかの時点で作ってあげて覚えてもらいたいと思う一品になりました。

    風邪の予防にも、回復させるためにも適しています。

    是非、一度 お試しくださいませ ♪

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