梅の季節

梅の実が熟す季節。

先日、といっても二週間前のことになりますが、予約して取り寄せた自然栽培の梅が届き、健康を願いながら梅仕事に勤しみました。

一粒一粒、やさしく触れてきれいにしながら、祈るような気持ちでこしらえました。

無肥料、無農薬の梅。

写真左下は、味噌漬け。( 味噌にみりんを加えて。)

右下は、黒酢蜂蜜漬け。(熟成三年黒酢とオーガニック蜂蜜を使用。)

その上は、日本酒ベースの梅酒。(アルコール度数20度以上のもので。)

その左にあるのは、黒酢蜂蜜漬けを作った時に取りのぞいた梅の種の醤油漬け。

左上は、簡単梅干し。

こちらは、生徒さんの御母様に教えて頂いたレシピを自分流の材料(黒酢とココナッツシュガーと天然塩。そして、お気に入り梅干しの赤紫蘇も。)と分量にしてこしらえました。

ジップロックの中でまんべんなく馴染ませた後に、今はホーロー容器に移しています。

梅雨が明けた頃に、干す工程が待っているので楽しみ ♪

二週間ほどたった今、爽やかな風味の味噌や醤油も出番を待っています。

大切な人たちの顔を思い浮かべながらの梅仕事でした^ ^

この「梅仕事」という言葉。

日本に生まれてた幸せを感じるような響きです。

大切な自然の恵みに向き合い、事に仕えると、あらためて感謝の念がこみあげます。

一粒一粒の梅に向き合っていたつもりが、生きていること自体に向き合っているような感覚になりました。

一事が万事、事に仕える時には、より善くなるようにと願うこの気持ちが何よりも大切だと感じます。

いくら素材が良くても、その素材を扱う人の思いによって、善くも悪くも変化しますから。

自分という素材も、また然りです。

「傍を楽にする」のが「働く」の元だと読んだことがあります。

自分以外の人たちに心地よくなってもらいたい…

そんな気持ちで、今日も事に当たり、清々しく仕えてまいります^ ^!

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