身体のサイン

炎暑の候、私はこの暑さが苦手です。

身体の中に耳をすませて歩いていると、体内から精氣と水分が奪われていく…

あぁ…これでも夏生まれか…

暑さによって、氣も津液も消耗する夏。

身体にこもった熱を冷まし、津液をつくる食材を自ずから欲するようになります。

まさに身体からのサインです。

ただ、後になってから今日一日でトマトを多く摂っていたことに気づきました。

朝食には、前の晩からこしらえて楽しみにしていたいたスープに半熟卵を入れて ♪

この玉子入りトマトスープは、様々なうま味の相乗効果によって深みのある味わいとなりました。

食材としては、

玉ねぎ、ニンニク、人参、干ししめじ、赤ピーマン、バジル、トマトピューレ、半熟卵。

はじめにアボカドオイルも使用。

味付けは、ヒマラヤ岩塩と黒胡椒。

うま味として、
玉ねぎの皮、ねじめびわ茶、濃口醤油少々、粉末ビール酵母、干ししめじからの出汁、玉ねぎトマトなど野菜類、そして黒酢も。

また、このたびは鶏がらスープを使用しています。

安心して使える秋川牧園さんの冷凍鶏がらスープです。

暑すぎて、思わず注文したランチには、トマトの冷製パスタ。

身体を冷やしすぎないように…という配慮がなされているのかいないのか、青ネギたっぷり!

お食後に清々しいほどの満足感。

けれど、ここで注意が必要です。

トマトはナス科の夏野菜。

もしも、お身体にお困りごとがある場合は、生食よりも種と皮を除いて加熱した方が無難です。

植物が動物と戦う強力な武器「レクチン」の影響を受けていることも考えられます。

イタリアやフランスでは、2世紀前からトマトの皮をむいて種を取る下ごしらえをされていたとか。

こういう毒抜き的な防御によって、身を守ることも大切なのです。

身体からのサインを謙虚に受けめながら、食材選びに努めたいと思います(*^^*)

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コメント2件

  • より:

    夏生まれの方は案外夏が苦手なのでしょうか?

    私は寒い季節の生まれですが、寒さがとても苦手です。

    その反面夏は全く平気で、

    夏に食欲が落ちるなんてこともありません。

    寒いのが苦手、冷たいものも苦手なので、

    夏でも温かい飲み物だったり食事だったりをいただくことが多く

    自然と胃腸への負担などが少ないのもあるのでしょうか?

    トマトお好きですね!

    そのトマトですが、皮と種を除いて使った方が良いのでしょうか?

    もともと皮とタネは好きでないので、いつもついつい取り除いて料理していて

    周りからはいつも「はぁ?」という反応を頂いていますが・・

    これでちょっと大きな顔でトマト料理できそうです。

  • ゆうま より:

    杏さん☆ 暑中見舞い申し上げます^ ^

    夏の暑さにお強いのですね ♪

    お料理法も、自然と理に適ったことをされていて素晴らしいですね!

    また、仰るとおり、温かいものを召し上がると胃腸への負担が抑えられるので、体力の消耗を防ぐことができます。

    トマトは、できるだけ加熱するか、生ではあまり食べないようにしています。

    加熱してもレクチンの影響は避けられないようですが、どうせならリコピンを摂取したいしたいと考えています。

    妙に健康的にゲノム編集されたトマトも出始めましたので、要注意です^_^;

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