安全係数?

「ただちに健康に影響を与えるものではない」

このフレーズ、何かにつけて よく聞きます。

昨今のニュースで報道されている廃棄カツのことも、こういうことがまかり通っている世の中に虚しさを感じます。

それに…カツぐらい自分で作った方が確かだと思いますけれどね。

他にも、農薬や食品添加物といったものが如何ほど身体に摂り込まれているのか…と考えても、「摂り入れたからといって、今すぐどうこうはない。」と言われることがほとんどです。

けれど。

マウスやラットで毒性試験をして 安全性を唱えられても、動物は人間をミニ版にしたわけではなく、体内のシステムだって全く同じではなく、寿命だって短い…

実験動物との種差は10倍あり、個人差も10倍あるとして 10×10の100倍が安全の目安となり、実験の数値=有害な影響が観察されなかった最大の投与量である無毒性量…をその100の安全係数で割ると、人の「一日許容摂取量」となります。

これは、世界共通。

でも、この100という安全係数。 実は科学的根拠がない経験的に決められたものだと知ると、ますます食の安全性に対して疑心暗鬼にならざるを得ないのです。

曖昧な感じ。これが世の常。

私も自分で料理することが多いとはいえ、一つ一つの食材は安全とは限らず、闇の中を模索するような日々は これからもずっと続いていくことでしょう。

ただ、少しでも危険性を避けられるのなら、よく素材を見て、原材料名にも鋭い目をもちながら 自分で作る!というのが、一番納得できると思っています。

一昨日のブログでお伝えしたキクイモの味噌漬けですが、キクイモがなくなったので、今日は残った味噌(白味噌と酒粕と味噌をあわせたもの)を もみ込んだ沖縄の “あぐー豚”もも肉を 舞茸や菜の花と炒めました。

もともと豚肉と味噌はよく合いますが、この “あぐー豚” は特に合うような気がします 。

白味噌の自然な甘さと酒粕の芳醇な風味がクセになりそう (*´艸`*)

うま味調味料などの人工的な味わいでなく、自然が生み出した発酵食品のうま味で、身体は本当の喜びを知るように思います。

安全係数とか何とかを示されても、「今すぐ健康への影響はありませんよ。」と言われても、絶対的なものなんて無いわけです。

だとしたら、腸内細菌も調えてくれて…余計な脂肪も付きにくくする味噌や酒粕なども積極的に摂り入れるべきだと感じるわけでありまして…⭐️

今夜は、めずらしくスマスマにチャンネルを合わせました。

覆水盆に返らず…かと思ったけれど…

視聴者に対して、とても曖昧な表現で謝る姿…

食品虚偽の謝罪会見では無いけど、夢を与える人たちの あの残念な映像は虚しくなります 。

by
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です