夢現
夕食後に、うとうとしてしまいました。
うとうと…よりも深かったかもしれない…
最近、心身のキャパを超える消費時間が続いていたからかなと、受けとめています。
で、寝ている時に夢を見ました。
心地好く、心ときめくような夢でした。
頭のどこかで、きっと夢だろうと感じながら幸せな時間を過ごし、ラストは少しミステリアスでありながらロマンティックな余韻…
まるで、映画のストーリーのよう…
夢うつつの中、「早く起きてやる事あるでしょ!」 もうひとりの自分がお尻を叩きます。
そして、ふと考えました…
こんな柔らかな気持ちになる夢をみて、寝覚めよく幸せな気分でいられることの幸せ。
同じ夢を見たとしても、被災された方は避難所で…車中で…大きな余震が続く恐怖と体力の限界と戦いながら、浅い眠りからの夢うつつから現実に戻られた時に「どうか!これが全て夢であってくれたら…!」という切なる思いや大きな不安が、渦のように頭を巡っておられるに違いないのだと辛く思いを馳せます。
胸が締めつけられるような毎日ですが、被災された方に対して、自分にできることを冷静に判断したいと思います。
こんな時に、料理の画像なんて不謹慎だという思いが自分にはありますが、支える側が元気でいないといけません!
被災された方のことを考え 胸腺のあたりがキュッとなりながら、今夜このようなものを作っていただきました。
気を補い、気を巡らせる一品。
エコノミークラス症候群でお亡くなりになられたニュースを聴き、誰にでも起こりうる血栓の危険性を少しでも回避できたらと願います。
気の巡りは、血の巡りに大きな影響を与えます。
同じ体勢でじっとしていることに加え、不安と恐怖にさらされた場合は、さらに気血の巡りが滞るのです。
気を補い、巡らせる…ということは、「元気になる」ように身体を導くこと。
気血を巡らせて身体を温め 、血液をサラサラにして血管収縮を抑える 「新玉ねぎ」 を炒めて冷ましておき、上には気血を補う 漬けにした「イワシ」…EPA・DHA豊富なことは、周知の通り。
疲労回復に良いアスパラギン酸や、毛細血管を丈夫にするルチンなどを含む「アスパラガス」…
同じく疲労回復や貧血予防にもなる、胃腸に良い「そら豆」…
喉の渇きを和らげ、身体にこもった余分な熱を取り除き、胃腸の働きを高めてくれる「トマト」…
解毒効果も高く、身体を温めながら血流も免疫力もアップする「生姜」そして「みょうが」は、漬けにしてのせています。
ベースの漬けは、薄口醤油やみりん・煮切り酒・黒酢などでお好みの味で作ることも可能ですが、今回はめずらしくこのようなものを使いました。
新玉ねぎを炒めた時は、減塩出汁パックを破り ササっとこちらを…
新玉ねぎの仕上げや、イワシ、みょうがと生姜には、こちらの煎り酒と黒酢をたっぷり合わせたものを…
こちらを単体で使うのではなく、あくまでもエッセンス的に使い、黒酢をたっぷりと加えることで疲労回復効果が高まり、血液の粘りを解消します。
また、消化を促して 毒気の分解を助けます。
もう一つ。
災害時は、野菜の摂取が不足します。
同時に 海藻類、きのこ類、種実類も!
インスタントや加工品のの塩分などで血圧が高くなるリスクを避けるためにも、強いストレスに対抗するためにも、理想をいえばビタミンやミネラル摂取がのぞまれるところです。
こういう時は特に、良質のサプリメントで補うことも必要!
夢うつつの中、胸がいたみます…☆
2016-04-19 by
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