まごころにふれた日
宝塚時代の尊敬する上級生は?と訊かれたら…
「高汐 巴さんと、大浦 みずきさん!」と即答します。
あ、今回は長めですが 、少し語らせてくださいませ(^ ^)
私の在団時、お二人は花組のトップスターでした。
高汐 巴…ペイさんが退団されたのち、大浦 みずき…なつめさんがトップに就任 ♬
在団7年目までの下級生だけで公演する貴重な機会…「新人公演」で、私は この御二方にとても御世話になりました!
ペイさんの退団公演から 、なつめさんのトップ御披露目公演、その後は新人公演を卒業するまでの5作品で主役をさせていただくという恵まれた宝塚生活!(なつめさんには、二番手時代の時から度々…)
なんとも畏れ多いことです。
今は天国にいらっしゃる 大浦さんからは、小劇場のバウホールで共演させて頂く機会も大変多く、舞台人としての数々の奥義を丁寧に授けていただきました。
口伝も含め 目前で身をもって体現されたことを言葉少なに的確に伝える…という偉大なお方!
永遠の憧れです。
片や、高汐さんには「人として どう生きるか…」という原点から、様々なかたちで学ばせていただきました。
それは今もなお続いています。
今日の父の日にちなんだエピソードですが、父が大阪で「女の顔 展」と題した個展を開催した時のことです。
当時、ペイさんの『清く正しく美しく』のご出版記念サイン会をされた書店と、父の画廊が近かったのでご案内申し上げたところ、多くのファンの方々を伴って応援に駆けつけてくださいました。
画廊の表でお待ちになるファンの方への対応も、父の作品を丁寧かつ熱心に御覧くださったことも、ペイさんの細やかなお気遣いは、我々家族にとって感動の時間だったことは言うまでもありません。
特に礼節を重んじる父でしたが、ペイさんの素晴らしいお人柄には感嘆しきり!… その後も、ペイさんとのやりとりに感激している様子でした。
「ペイさん、ユウマをしっかり観てるから! 貴女が今日どうやって舞台を務めるのか…きっと、人はユウマが腐っているだろうと観てるけれど、どこにいても光っているということを知らしめなさい。」
これは、(大人の事情で)一時的に路線から外れてくれとの御達しによって、新人公演で出番が少ない役を演じた時の本番前の御言葉。
本番のお化粧までしてくださり、私の心内を温かく慮ってくださいました。
恩情あるはからいが 自然と行いに表れる方との関わりは、天からのプレゼントなのです。
有り難い御縁は続き、今では娘のことまで慮ってくださるペイさん。
或る日、「ゆうま!ありさが隣にいます!奇跡!」のメッセージ。
その数分後、娘の携帯電話からペイさんのお声を聴いた時は、本当に奇跡だと思いました!
そして、今日は大好きなペイさんのライブに🎵
行ってまいりました(≧∇≦)♡‼︎
御一緒したのは、中学一年生からお世話になっている歌の先生 ♪
私よりもずっと長い年月、ペイさんのことを応援されています。
最前列のテーブル…
ピアノ伴奏の先生の手も、楽譜も、そして♬ペイさんの息遣いも至近距離…
贅沢すぎます!
シャンソン、カンツォーネ、懐かしい曲もたっぷりと!
尊敬する方の世界観が、心に染み入ります!
そのうえ、抱腹絶倒のトーク!!
たまに、私に「ネッ、ユウマちゃん…」と、ふってこられるペイさん (*´艸`*)♡
ドキドキ です!
そして、最後に「皆様ご一緒に…♬」の 宝塚歌劇を象徴する曲の5小節めからのワンフレーズでマイクを渡され…‼️
向けられ…ではございません💦 渡され…です(^◇^;)
ひゃぁ〜!!
隠れる穴をくださいっ!!
です!(≧∇≦)!
曲終わりに向かった頃にマイクを向けられた私の先生…もちろん美声 ♬ 最高に幸せそうでした(≧∇≦)
舞台は生き物…
ステージから発せられる真心は、本物のしるし。
至誠、天に通ずる…客席に通ずる今日のひとときをくださったペイさんに心から感謝です‼️
2016-06-19 by
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