名残り
暖かい一日。
春菊を摘みに行こうと、自宅の裏に出ました。
家庭菜園の特等席には、旬の名残りのピーマンが小さいながらも精一杯、力をふりしぼるように育っています。
一年中店頭に出回るハウスものとは違って、おいしい露地物のピーマンが12月になっても頑張ってくれていることに感動を覚えます。
ちっちゃーくて健気。
しっかりと栄養が詰まっています。
夏から秋にかけて、食卓を彩ってくれていたピーマンを愛おしむように、生のまま種もすべて味わうことにしました(*^^*)
ピーマン特有の香りは、ピラジンという成分によるもの。
血液の凝固抑えて血栓予防になると知れば、薬ばかりに頼らずピーマンを食べよう!という気持ちになる人が増えると良いなぁなんて思います。
昨日のブログなどでもお伝えしていますように、身近な食材が精神を安定させてくれますが、ピーマンも心を穏やかにしてくれるのです。
また、忘年会シーズンで華やかなお食事が続く場合も、脾胃を調える働きが大きな助けになります。
かわいい旬の名残りを見つめながら、残り少なくなった今年を省みているところ、感覚が蘇りました。
大好きな人と別れる間際の、あの名残り惜しさにも似てるわ…と。
ちょっぴり寂しいけれど、寒空のもと頑張ってくれているピーマンに感謝です。
2016-12-05 by
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