恩に報いる

タイトなスケジュールの中、母からランチの誘い。

週半ば、それも仕事の移動中という微妙さでしたが、かけがえのない大切な時間 を有り難くお受けし、和食をいただくことにしました。

薄化粧した母を目の前に、とても美しいと感じます。

きっと、ここに父が居たら「君は、きれいだ。」と言っただろうなぁ…

そう思った途端、本当に口を衝いて出てきました。

「きれいだし、若いなぁ。」と。笑

絶対、どこからか父が私に言わせたのだと可笑しくなりました。

(本人の許可が下り次第、写真をアップいたしましょう。笑)

温かい親の深い愛情に感謝する毎日、「なかなか御恩返しできず申し訳ないです。」と言うと、母が申しました。

「あのね。親は恩返ししてもらおうなんて思わないものよ。それよりも、健康で毎日を過ごして、人のお役に立てるよう、仕事に励めるように自分を大切にしてくれたら、私はそれが一番幸せだわ。」

と。

私が、子どもたちに望むことと同じでした。

親から受け継いだ命。いただいたこの身体を大切にしながら、毎日を全うする…

これこそが、これまでの恩に報いるということなのだろうか…

今朝は、昨日のかぼちゃサラダに続いて粕汁を届けたけれど、まだこんな小さなことしかできない…

「報恩」とは、物質的なことではないという真理を感じます。

母の思いを汲みとれる優しさと、泰然と構える大らかさをもって、『報恩』。

ちなみに、こちらは息子からのプレゼント。

書道會のパーカーとポストカードの字やロゴを考えて作ったので、是非とも私に贈りたかったとのこと。

この言葉の意味をかみしめている若者の心意気が感じられます。

が…

どこで着ようか (^_^;)…と、未だ袖を通せずにいます。笑

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