思いやり第一
己の主張が先立ち、物事を批判することばかりの人間は、いったい何を思い遣って生きておられるのだろう…
私欲にまみれ、本当の意味で自国を思い遣ることのできない人も多い国会中継を見ていると、その最たるものだなと感じます。
ミニマムな世界で考えてみると、家族間であったり友人同士…
他者を思い遣るといいますが、自分自身のことにも置き換えられます。
先日、最終回を迎えたドラマ『Chef~三ッ星の給食~』をみていると、天海祐希さん演じる星野光子のセリフで
「…(あの頃は)誰に出すかなんて問題じゃない。問題なのは、作ってるのがこの私だってこと。でも今は違う。誰が作るかではなく、誰が食べるか。それをいつも考えてる。どうやったら私の料理で、子ども達や屋台のお客様を喜ばせることができるか…」
という素敵なフレーズがありました。
そうなんです。
食事で考えると、「誰が食べるか」…ここが肝心。
自分が得意とするものを主張するのではなく、まずは食べる人を思い遣る気持ち。
たとえ それが自分ひとりだけであっても、自身のためを思い遣る…
今日の体調はどうか?精神のバランスは?明日のスケジュールは?
プラス冷蔵庫事情やお財布事情を考慮しつつ。
自分自身を思い遣れない人=自分の健康管理も怠る人に、大きなことをお任せしようという気にはなかなかなれません。
今年を振り返りながら、来たる年も責任をもって事に中れるよう、身体を思い遣って生活したいと思います。
超カンタンで、疲れを除くものをご紹介。
例えば…
遅い時間に納豆を食す時には、挽き割り納豆にしています。
備え付けの醤油やタレには、ブドウ糖果糖液糖なんてのも入っている場合がありますし、醤油だって質を望めません。
だったら、疲れも取っちゃいながら無駄も省きたい…ということで、紫蘇漬けの梅干しの梅酢と紫蘇をチョロっと加えて混ぜ混ぜ ♪
みるみるピンク色になって、やさしい気持ちごとお腹に入ります(*^^*)
汁物にだって、梅干しを入れます。
こちらは、だし&栄養スープ (普通の出汁でもも勿論OK) に葛粉でとろみをつけてから、擦りおろした生姜と梅干しを加えただけのもの。
今日のお三時に、お茶がわりに愉しみました。
生姜は、疲れた胃腸を温めて機能を高めるうえに風邪の邪気も追っ払います。
疲れに良い梅干しの効能は言わずもがなですが、喉の不快な症状にも適しています。
お腹が緩い人は、こうして本葛粉を合わせると、より効果的。
とろみのあるものは、御年配の方にもやさしいですものね。
もちろん、ネギや他の食材を加えても良いですが、力が抜けるほど簡単なものをお望みであれば…です。
人を思い遣り、自分をも思い遣り、新しい年を健やかに迎える準備を心からおすすめいたします。
それにしても、あのドラマは今どきっぽくなくて好きでした。
きっと、天海さんという他者への思い遣りに満ちた方が演じておられたからだと思います。
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