今を生きる
季節はめぐり、今日6月30日は夏越の大祓。
一年の前半に感謝!この半年間の罪や穢れをお祓いし、後半も流れに逆らわずに清々しく過ごせるよう、大切な人のぶんまで心をこめて大祓詞を唱えました。
孤軍奮闘だと覚悟して始まった在宅介護も、思いのほか楽しくて楽しくて笑いが絶えない毎日。
愛と感謝と喜びに満ちた時間は、母を回復へといざないます。
退院したばかりの状態から瞬く間に善い変化がもたらされたのは、母のケアサポートにご尽力くださった方々の温かい思いの結集によるものです。
そして、愉しみながら大切な母の介護に集中させていただけたことは、講座の再開をお待たせしても寛大な御心で受けとめてくださった関係者の方々と受講生の皆様のおかげなのだと、深く感謝申し上げます。
前回の投稿から随分と日数が経ち、多くの方々にご心配をおかけしているようで申し訳ございません。
経験者にしか理解できない思いも味わいつつ、余裕ゼロながら意外とスムーズに流れておりました。
けれども、母は短期で託した施設先で転倒を重ねて入退院を繰り返し、つい先日は手術に至った大きな出来事が勃発!
私は、以前にも増して強く逞しい心臓を授かることに。
それと共に、天から在宅介護ひと休み期間をいただきました。
起きてしまったことにばかり意識を注ぐのではなく、現実は冷静に受けとめつつも、母の人生経験の学びに必要なことだったのだと割りきりながら、明るく積極的な心で今を生きる。…これに尽きます。
幸い、このご時世ではめずらしく毎日面会OK。
当の本人は泣き言ゼロ。
動けない狭い空間においても、自分に呆れながらも笑い飛ばし、感謝と喜び、そして、幸せを言葉にできるのは尊敬に値します。
「痛いよね。でも、日にち薬だよ。焦らずいこう!」と言う私に、「大丈夫!動かなかったらまったく痛くないよ〜。それより毎日お見舞いは無理せんといてね。ほんとにありがとう!幸せよ!」という捉え方。
いかなる状況におかれても、満面の笑顔で感謝を口にできる人って、この世の中そうはいないと思うのです。
この人のもとに…生を受けるようにと、この母親を選んで生まれてきたのなら、かなり鍛えられる覚悟があったとはいえ、自分は見る目があって見識が高い魂かもしれないw。と、まぁそれは冗談ですが、真面目な話、めげずに前だけを向いて今を生きる崇高な魂に心から祈りを捧げ続ける毎日です。
過去は変えらないとはいえ、もうなかったのも同然。
未来を憂う必要もまったくなし。
今に意識を置いて、生きていることに感謝。
意識という大きな光で自分の内側を照らす。
アインシュタインが娘のリーゼルに宛てた手紙にもあるように、極めて強力な力…宇宙的な力である愛!を注ぎ、その愛ですべてを包み、ガード。
愛そのもので生き、自分をも大切に愛することができるなら、どんなに今が大変そうだと側から思われていたとしても、意に介す必要などないのです。必ず善い方に導かれているのですもの。
時々いるのですが、愛を茶化す輩は次元が異なるので放っておきましょうね。
今は、近くで見守っていてくれる娘夫婦からの愛と、いつも慮ってくれる息子からの愛も、私の中で一緒に輝いています。
下の写真は、私を癒しに帰省してくれた息子に誘われて観た『RRR』♬!
3時間があっという間!素晴らしい映画を堪能させてもらいました。(あの神業のようなダンス、脚と相談しながら練習中♪)
ほどよく心身のバランスを図りながら、とても幸せな「今」の連続です!
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