幸福論
2022年の7月も最終日。
酷暑炎暑の中、スピーディに時が過ぎていきます。
朝日を拝みながら生かされていることを実感、感謝してスタートする一日。その奇跡的な日々の連続の中に私の幸福がちりばめられています。
この世の状況は相変わらずですが、きっと善い方に向かう膿出し期なのでしょうから、この映画の起承転結を味わいつくそうではないか…というスタンスは変わらず生きています。
流行病が怖くて死にたくない人が多いようですが、そのくせ好き放題食べて呑んで欲にまみれて浮かれる人間の多いこと多いこと…
むかし見た「千と千尋の神隠し」で、貪るように食べ物に喰らいついていた両親が醜い豚になった絵と重なります。
また、現代においては毒物の摂取も頻繁で、人としての生き方も操作され、本来の直感も鈍らされるだけ鈍らされ、無料のダダ漏れ情報に踊らされ、都合の良い情報バイヤスに陥ったまま取捨選択できぬまま、探究心なく「自ら考える」ことすら忘れた人間に成らされることも多いようで。
傲慢になってしまった人間はどこまで行けば変わるのかしら、、、
何をきっかけに真の幸福を感じられるようになるのだろう、、、
進む未来は人それぞれの意識でいかようにでもなるのに、、、
私自身まだまだ人間として今回の修行は道半ば。でも、誕生日を迎える7月はより強くこういったことを感じるのです、ホントに。
幸福の尺度は、みんな違ってみんな良いってことで割り切ってはいますけど、運動と食生活の指導を生業とさせていただいている立場からすると、やるせない気持ちがもたげてはポイッ、もたげてはポイッ。ま、この思いを味わうのも私の人生に課せられたことかもしれません。
こうなると、分かり合える仲間と時を共有できた暁には、魂の奥底から幸福を感じられるわけです。
そうです、久しぶりとなった今こちらの投稿に…常々私に…温かい御心を注いでくださる貴方のお気持ちには深く感謝しております!
有り難う御座います。
おかげさまで、私は健やかな心身で生かしていただいております。
道半ばの私も15日に誕生日を迎えました♬
続いて、息子は17日に♬
お互い元気に歳を重ねられて本当に有り難いことです。
その間の16日には、翌日結婚1周年を迎える娘夫婦が一年越しでご披露の小宴を設けさせていただき、至福の瞬間の連続!感謝の極みの連続!
左上の絵は、今は亡き父が描いてくれたもので、成長した孫娘をイメージした作品。
カラードレスには、こちらをイメージして生花の髪飾りを選んだようです。
当日は会場で大きな愛をもって包み込んでくれていたはず♡
私といたしましては、32年前の今頃、宝塚歌劇団を退団するという人生節目イベントがありましたっけ。
早く子どもたちに逢いたくて結婚した私も、気づけば新婦の母として金屏風の前に立っておりました。
昨秋の大神神社での挙式、クリスマス時期には京都の長楽館で撮影。そして、今夏はホテルオークラ神戸において披露宴を…というブライダル年間で、私も毎日幸せのお裾分けをシャワーのように浴びておりました♡
結婚して一年、娘を大切に大切にしてくださる新郎が熱唱する『君といつまでも』♬はまさに圧巻でした。
生きているあいだに娘の美しい晴れ姿を見れたことに感謝。
嫁ぎ先の御両親に感謝。
このご時世、御列席くださった皆様に感謝。
御世話になったホテルオークラ神戸の皆様に感謝。
日本庭園で撮影できるほどのお天気にも感謝でした。
何方からでも愛されるような素晴らしい伴侶に巡り逢えて感謝!
お色直しのために退場する新婦をエスコートする息子とのツーショット場面には、涙腺コルクがゆるみました。
終始テーブルで高齢の祖母を気遣ってくれていた息子も、突然のご指名に照れながらも幸せそうにエスコートしていました。
姉との仲睦まじい姿に、究極の愛おしさを感じます♡
子どもがいつの間にか大人になったのだから、私もそれなりの年齢になったわけですが、時間が堆積した結果にすぎない「どうでもいい年齢」は忘れてこんな感じですw
神前の挙式では黒留袖でしたし、このたびは母のサポートもあるので動きやすい洋装にいたしました。
若いながらも色々なことを乗り越えてきた一人の女性。
娘とはいえ、幸せな人生の大きな節目に立ち会うと宇宙から俯瞰するような気持ちになり、本当に大切なものが見えました。
……人間は安易な幸福を求めるとき崩れ去り、それを拒絶したとき真の幸福へ知らず知らずに向かっていくのだ。
人間の幸福とは、魂に与えられる苦悩を乗り越えた後の「涙」のことだったのである。…… (執行草舟著 「脱人間論」より)
こちらのカバー文字は、「出エジプト記」のヘブライ語原文だそうです。
海が割れた夢を見た翌日に、偶然にもモーセの十戒を映画で見たこともある私は、こちらのカバーに大いなるエネルギーを感じます。
これまでの世の中に疑問をもっていた自分にとっての幸福は、魂の賦活=共振共鳴する人や物、事象、一木一草から活力を与えられた魂… を感じつつ、健やかな心と感謝の念を保ち続け笑顔で過ごせることなのだ、と想う令和四年 文月ラストdayでございます。
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