大浦みずき 様

今日は、なつめさんの御命日。

大浦みずきさんという偉大な方の下で宝塚時代を過ごした自分は、本当に幸せだったと思います。

仕事が早く終わったので、このまま宝塚に直行いたしました。

宝塚歌劇の殿堂 第二回企画展「伝説のダンサー  大浦みずき展」が12月15日まで開催されています。



今日しか行けない! その日が御命日。

運良く巡り合わせてくれたスケジュールです。

2階を拝見してから、背中を押されるように3階の展示会場へ。

すぐそこに、なつめさんを感じられるようなお衣裳や台本など数々の展示物…

映像も拝見いたしましたが、あらためて偉大さを感じます。

胸がきゅっとなったり、懐かしい映像に笑みがこぼれたり…なつめさんの軌跡を感じているうちに、モニター前で完全に涙腺がボロボロになってしまいました。

トップスターに就任された「キス•ミー•ケイト」から4作品だけでなく、二番手でいらした時から何度か、新人公演でなつめさんのお役をいただき、本当に御世話になりました。

バウ公演では、お側にくっ付かせていただく機会も多く、空気感をダイレクトに感じることが出来たことに心から感謝しています。

あぁ…

今、もしもこの世になつめさんがいらしたら、何をお話ししたかしら。

当時の花組の仲間と沢山の思い出話に花を咲かせたことでしょう。

せかせかしていた小僧が、少しは大人になって落ち着いたと思ってくださったかしら。

まだまだ、なつめさんのタンゴも観たかった…

きっときっと、天国でも颯爽とステージにお立ちでしょう。

様々な想いを胸に帰路につきます。

合掌。

by
関連記事

コメント6件

  • おおしま ゆうこ より:

    こんばんは。

    私もなつめさんがいらした頃の花組が大好きで、よく観ていました。

    なつめさんが演じる役柄は、二番手の頃から包み込むような優しさ溢れる感じが多かったように思います。そこになつめさんのお人柄が出ているような気がして、とても好きなタカラジェンヌさんのひとりです。

    心から尊敬できる方と、同じ時間や空気を共有できることは本当に幸せであり、自分にとって一生ものの財産ですね。

    だからこそ、人との出会いを大切に重ねていきたいと思う今日この頃です。

    素敵な舞台をたくさん魅せてくださった大浦みずきさんに感謝、そして合掌。

  • ゆうま より:

    おおしま ゆうこさん(*^^*)
    寒くなりましたが、お変わりございませんでしょうか?

    やっと行ってまいりましたが、ちょうど御命日でした。
    今でも信じられません。

    素晴らしい舞台の名シーンが映しだされていて感動いたしました。

  • Toshie より:

    友麻さん、行かれたんですね!
    命日に行かれるというのもやっぱりなつめさんと友麻さんの御縁なんですね。

    東京の御実家の大浦みずき展が11/8に終了して、11/9に友麻さんがイベントされて、イベント会場にきっとなつめさんも東京からかけつけたに違いない!と私は思っていました。
    なつめさんはいまでも優しく見守って下さると感じています。

    あの映像は反則ですよね。あれを観たら泣きます。少なくとも私の周りでは5人は泣いています。
    今でも、皆の心に生きているなつめさん。宝塚のダンサーと呼ばれる方を数多く見てきたけれど、あれほどのダンサーにはまだ出会えていません。

  • ゆうま より:

    Toshieちゃん、やっと行けました!
    本当は、イベント前に行きたかったのですが、ゆっくり落ち着いてから…と。
    けれど、最終日までの私のスケジュールと照らし合わせていると、昨日だけだったのです!
    不思議な縁を感じます。

    このたびの選曲も、なつめさんの後押しがあったような…勝手にそう解釈しています。
    映像には、テンダーグリーンのカイトも映っていましたね。

    実は、我が家には、生まれたばかりの娘を抱っこしてしてくださっているなつめさんのお写真があります。
    光栄ですよね。
    なつめさんとの思い出の宝物は多すぎます。

  • Seiko より:

    昨日は食の講座、ありがとうございました。
    私事で僭越なのですが、幼少の頃からタカラヅカファンであった私が 何故か大浦さんの時代、公演を観ていなかったのです。
    今振り返って見ますと、当時20代前半、駆け出しの翻訳者であった私は歩み始めたばかりの道を一歩でも前に進もうと、心にも時間にも全く余裕のない生活を送っておりました。そんな頃、私にも師匠であり憧れでもある素晴らしい先輩女性がおられ、その方に可愛がっていただき導いていただいた事を思い出します。
    ご命日に訪れられた先生のお心を大浦さんはさぞかしお喜びのことと思います。そしてご立派になられた先生に拍手を送っておられることでしょう!
    私も自分の師にいつお会いしても恥ずかしくないように人間として精進しなければ、とあらためて友麻先生に教えていただきました(^-^)/

  • ゆうま より:

    Seikoさん(*^^*)昨日はおつかれさまでした ♪

    大浦みずきさんほどの方は、後にも先にもいらっしゃらないと思います。
    Seikoさんに翻訳家として心から尊敬できる方がいらしたように、私にとりまして大浦さんは、まさにそんな方です。
    その時々のライフステージにおいて、私にも師と仰ぐ方がいらっしゃいますが、宝塚時代は舞台人としての師が大浦さんでした。
    新人公演で偉大な方の御衣裳に袖を通させていただけただけでも幸せですのに、手取り足取り…また口伝によるお導きは、私の一生の宝物です。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です