天に向かって
携帯電話に二度の着信履歴…
先日お見舞いに伺った尊師のお電話番号？…
慌ててかけ直す…
…尊師の声ではない…
息子さん？…
これは夢？…
つい 5日前に お電話くださった時の「あなた、この前は忙しいのにありがとう。またお電話するわね。」の言葉がまだこんなにも温かく耳に残っているというのに？…
信じ難いこの現実…
感謝の言葉を幾つならべても足りない…
親よりも、誰よりも、この私の思いを深く理解くださる…
「そう！おっしゃるとおり！そこなんですよ！」って…
いつも、お話しすると楽しくて楽しくて、時間の過ぎることも忘れるほどだった…
自然な会話から、数々の教訓と指針を与えてくださった大きな存在…
本当に大切なことを中道の精神で導いてくださった人生の師…
この世でのお役目を果たされ、生き抜かれ、いよいよ最期の時だったのですか？…
1週間前には 大切な言葉もお贈りいただいた…
手をギュッと握って思いの丈をお伝えした…
万が一、今生の別れになってはいけないので今迄の御礼も申し上げた…
だけど、今後も導いていただけると信じていた…
本来なら悔いがないほどの関わりをもたせていただいたのに辛いです、先生…
まだまだ教えを仰ぎたかったです…
私、まだまだ成長できていません…
ご恩返しもできていません…
でも、とにかく頑張って生きてまいります！…
昨年の旅先で撮った蓮の花を先生に…
「あなたは大丈夫。 でも、いつも案じているから、夜中でも遠慮せず電話していらっしゃいね。」
と、そこまで仰ってくださる方と出逢えたこの人生に感謝です！
御冥福をお祈りしながら、今夜ひと晩、心の整理しますね、先生…
そして明日、きちんと御礼を申し上げにまいります！
合掌
2016-04-13 by
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