牛乳信仰
テコでも動かない母の意思。
いや、信念と言うべきでしょうか。
「牛乳は、身体に良い!骨に良い!」というこの固定観念を覆すことに成功いたしました!
苦節十数年。
骨の健康に不可欠なマグネシウムは殆ど入っておらず、カルシウムとのバランスが悪くなること…動物性たんぱく質の摂りすぎによる血液が酸性に傾くと、体がそれを中和するために、骨や歯のカルシウムが溶かされていく脱灰の仕組みも…血中のカルシウムが、骨以外の場所に存在するようになる異所性石灰化のことも…含まれるガゼインとは何ぞやということも…乳牛の餌や飼育環境、搾乳に至るまでのプロセス…子牛のためのものだけど、子牛も飲ませてもらっていないし、発情もしていないのに交配させられ(人口受精)子牛を産ませられ、年がら年中搾乳されて、乾乳期さえも「人生」ならぬ「牛生」を操られるような生産サイクル…
生産過程のホルモン剤や、私たちと同じで妊娠中は女性ホルモンの濃度も高いこと…高温で殺菌されることで変性するたんぱく質…
心ある生産者のもとで搾られる牛乳は、低温殺菌を施してあるが故に日保ちも短く、質の良い飼料や環境にもコストがかかるから残念なことに需要も少ない…などなど、枚挙にいとまがないほどのリスクを説明し続けてきた私。
ところが、今朝の電話は 事態一変の模様!
私が懇願して飲んでくれるようになった(愛する夫=私の父のもとに早く旅立ちたいからと、健康への投資を母は拒んでいました)あの【だし&栄養スープ】を絶賛。
「牛乳より骨に良いし、身体を冷やさないから ♪牛乳の代わりに毎日飲むわ。塩も何も入れずにマグカップで2回?ね。もう牛乳はやめる!」と、声高に宣言いたしました。
頑なだった母に、いとも簡単にここまで言わしめる程の食品は、これまで亜麻仁油以外になかったかもしれません。
牛乳の代わりと言うところが、少し腑に落ちない気がしないでもないけれど、何はともあれ、母のライフスタイルの改善に貢献出来たことは、2016年最大のトピックかもしれません(*^^*)
こちらは、そのスープを使った雑炊のご紹介です。
「紫白菜としめじのあっさり栄養雑炊」。
紫の色留めと、旨味プラスと、身体を温めるために黒酢。それからオイスターソース少々を加えてあります。
ペプチド化による吸収の良さは、数十分後の身体が物語っています。
母の牛乳信仰を覆すことに成功した今日の気分は、もう最高! (*^o^*)
骨粗鬆症のお薬も、牛乳もやめた母の心意気に拍手 ♪
前途洋々ですが、引き続き 用心に努めます。
コメント5件
友麻先生
こんばんは!
牛乳と聞くと、子供のころ学校給食で毎日飲まないといけなかったのが、
すごくしんどかったことを思い出します。
後、炭水化物も毎日パンで、何で米飯じゃないのかな?ってそれも食べるの苦労してました。
日本人には和食が一番口に合いますね 笑
杏さん、こんばんは☆
品質を考えながら嗜好品として楽しまれるとよろしいのではないでしょうか?
身体を労ったうえでの、各々の判断ですものね(*^^*)
幸せな気持ちも大切です。
みなみさん(*^^*) こんばんは☆
天海祐希さん主演の『 Chef~三つ星の給食~』を毎回楽しみに観ていました ♪
やはり、給食の象徴ともいうべきパンと牛乳がプレートにありました。
日本人が、こうして牛乳を当然のように強いられてきた背景を知ると、大いに頷けます。
日本人は、牛乳に含まれている乳糖を分解するための酵素が少ないので、身体が受け入れようとしない人は多いのですよ^_^
ごく自然なことなんですよね。
和食にすれば、国内の米の消費量が減少傾向だとかいわずにすむんですけれどね~。笑
ありがとうございます。
すこし気持ちが楽になります・
確かに、小中学校の頃の給食にはいつもパンと牛乳が出ていました。
ただ、ありがたいことに?私の地元では
パンは地元のパン屋さんが焼いてくれた出来立てが・・
牛乳は地元の酪農家さんからのとても濃厚な低温殺菌の牛乳が出ていて
どちらも大変おいしかったのです。
給食の牛乳とパンが、”まずかった”とか”いやだった”と伺っても
そうなんですか~という感じでしたが、
その後スーパーで購入したものを飲んだ時
”なんてまずい牛乳!普通はこんなものなの?”という感じだったのを思い出します。
牛乳・・そうなんですよね!
牛乳は子牛を育たるものであって、人間の子供を育てるものじゃない!
そういうことも子育て時代から知っているものの、
私自身がMILKの味が大好きで・・
とりあえず、
自然食ショップで扱われる程度には質の良い低温殺菌のものを利用しますが
なかなか牛乳を断つことができません。
難しいです(;^ω^)