なつかしい味
時々、食べたくなるものがあります。
料理をし始めて間もない頃、嫁ぎ先で教えてもらった 干し椎茸を沢山使った春雨スープ…
豚もも肉と干し椎茸を細切りにして、酒・醤油で炒めてから青ねぎの小口切りをドッサリと。そこに干し椎茸の戻し汁を加えて調味し、茹でた緑豆春雨を加えてから片栗粉でとろみをつける…というものでした。
いつの頃からか、それをバージョンアップさせて自分のスタイルを作ったけれど、その時の体調と冷蔵庫事情によって内容が変わります。
今回は、良い豚もも肉がなかったので、お安くなっていた豚フィレ肉を細く切って加えました。
干し椎茸と豚のにら入り中華スープです。
干し椎茸・玉ねぎ・にら(ラストにダーっと入れる)・百合根(溶けやすいので、煮るのはごく短時間)・くずきり…
私の春雨スープの原点からは遠のく内容ですが、緑豆春雨で信用できるものに出合えないことから、より滋養効果が期待できる葛きりを使います。
豚肉と硫化アリルを含む玉ねぎやにらとの組み合わせは言わずもがなですが、葛きりを入れたことも、ゆりねを加えたことも、身体が欲することに応えています。
百合根は、心を穏やかにするうえ、身体に潤いをもたらす食材。
不足した津液を補うので、お肌だけではなく、肺も潤します。
ストレスを緩和したい時にも良いというけれど、無心になっておが屑まみれの白い百合根を洗うと、本当にそうだなと感じます。
スープやお味噌汁に入れることが多いですが、過去のブログに記したように、煮た百合根の粗熱をとってから蜂蜜とレモンを和えてから冷やす、デザート感覚のものも大好きです。
百合根を加えたスープは、とても良いのでおすすめです(^ ^)
なつかしい味を摂り入れたついでに、昨日に続いて懐かしいものを ♪
遠く過ぎ去った時代のもの。
『会議は踊る』新人公演のプログラムです。
なつめさんのお名前を見ただけで泣いてしまいます。。。
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