おやゆび

遅ればせながら、最近スマートフォンを持つようになりました。

なぜ今ごろ…と?

それは、父が亡くなる一ヶ月前に購入したガラケーを受け継ぎましたが、かなりのハイスペックだったことが大きな理由です。

今も仕事の電話用に使い続けていますが、片やスマホの取り扱いにはまだまだ慣れません。

iPadに慣れてしまった感覚は、見事に身体に記憶され、まるでミニチュアを触っているような気分^^;

ずいぶん慣れてきた今日この頃ではありますが…

きました。親指あたりに違和感。

あー!やっぱりこうなるよねー!と、予想的中の感覚です。

合谷を圧したり、腕をマッサージしながら、使用頻度を抑えて改善されはしたものの、「文明の利器は、便利さと引き換えに、人の身体に不快な影響を与える」ことを実感します。

多くの人が、こんなことになっているのかなぁと疑問を抱きながら、はたと気が付きました。

もしかして…もしかして…

私の親指は、自然にしていても反り気味。

パーッと開くと、親指だけ90度以上曲がります。

その指をある程度真っ直ぐに伸ばしてポチポチしているから、こんな無理が生じたのね ♪と思ったのです!

自分流の使い方を工夫しなくては。笑

しみじみと親指を見つめて、そんなことが頭に巡っていくと…

「私と同じだね。知ってる限りでは、オトミさんもなんだよ。親指が大きく反る人って器用なんだって。ゆうまも器用なんだよ。」

…と、尊敬する上級生から仰っていただいたことを思い出しました。

この時は、めちゃくちゃ畏れ多く感じたものです。

偉大なる大浦みずきさんのお言葉に、思わず「わ、私は御二方とはちがって、不器用なんですっ…」と恐縮したけれど、懐かしい大切な大切な記憶☆

今日8月29日は、なつめさん60回目のお誕生日…

御存命であれば、皆で還暦のお祝いをしたかったです…

彼方で、リサイタルされているかしら。

時々、ダンスの振付に行き詰まると、ダンスの神様に「なつめさんっ!教えてください!」と、厚かましいお祈りをしている私ですが、この反っくり返る親指を見つめるたびに、なつめさんを想います。

「心からの尊敬」という花言葉を心に、お祈りいたします。

合掌☆

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