養生食として
旬が終わると思うと、淋しさすら感じてしまう 春菊 …
家庭菜園の春菊のおかげで、この冬も風邪とは無縁でした(^ ^)
ありがたいかぎりです。
今日は、比較的明るい時間に帰宅できましたので、裏の畑に出ました。
このところ、隣に住む母に収穫してもらうばかりだったので、今日こそは〜♪と意気込んでいたのですが、さすが母です。
すでに、畑で両手にいっぱい抱えて「おかえり〜!ほら (*^o^*) こんなに〜!」と、満面の笑み。
慌ただしく過ごして疲れているでしょうから…と話す母の心は涙が出るほど有り難く、感謝してもしきれません。
夕食には、もちろん春菊のお出ましです。
油と相性の良いビタミンを含む 椎茸と人参を最初に炒め、少ししんなりしたら生姜醤油をサッとからめます。
そこに、あらかじめ切っておいた春菊をドサッ。
すぐに火を止めて、余熱でなじませます。
そこに、煎ったスペイン産松の実と、先日戴いた喜界島の国産白胡麻。
貴重な種実類です。
このところの気温差と時季的なものによって、自律神経は乱れがち。
自律神経の働きの一つに体温調節がありますが、呼吸法だけでなく、食べ物からアプローチすることも出来ます。
まず、春菊の香りのもと「ピネン」が、自律神経に働きかけ、胃腸の働きを調えて丈夫にしてくれますから、火を通し過ぎないことが鉄則(*^^*)
さらに、胃腸の働きを助ける生姜醤油。
椎茸や人参だって胃に優しいんです(*^^*)
経路や臓腑に停滞している邪気をはらう 松の実も、身体に潤いをもたらして調えてくれる白胡麻も共に脂質ですから、脂溶性の栄養素を多く含む春菊や人参、そして椎茸の栄養吸収を高めます。
自律神経の働きが鈍ると 、胃腸の蠕動運動だってスムーズではなくなりますから、こんな気候だからこそ養生食が必要ですね。
明日は、神戸での座学講座。
盛りだくさんでお届けいたします(*^o^*)
2015-04-09 by
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