1月17日

阪神・淡路大震災の発生から丸21年…

お亡くなりになられた方々の御霊に 心からの祈りを捧げます。

息子が生後6ヶ月ちょうどを迎えた早朝、3歳の娘と三人で川の字になって寝ていた時に揺れが起こりました。

当時、夫は香港に出張中。

子ども達に羽毛布団を覆いかぶせて上から守った あの恐怖感。

一瞬で日常がなくなるのです。

どうか早く止まってください!…日本沈没かしら!…これで何もかもなくなれば、今、現実に起こっている諸々の出来事を全てなかったことにできる…!そんな馬鹿なことも瞬時に考えました。

大変な時に起こった大変な震災。

震災の後、私の周りの大変さは更に増したものの、精神を保てたおかげで、母乳はたっぷり出ていました。

息子の離乳食を開始して間もない時でしたが、お粥や 様々な種類の野菜の裏ごしをラップにキュッと包み、種類ごとに容器に入れておいたので本当に助かった覚えがあります。

離乳食が始まっていたとはいえ、母乳にしていて本当に良かった…と、つくづく感じました。

ガスの復旧は2ヶ月近く経ってからでしたが、電気はすぐに通ったので電子レンジや電気鍋も使用可能に。

けれど、当時の恐ろしい火災は、ほとんどが電気が復旧した直後の通電火災だったと、21年経った今日のニュースで知りました!

ライフラインの知識も大切だと痛感します。

また、この性格も影響して震災後のバッグの中身はどんどん増えましたが、常に水分と羊羹や黒砂糖のかたまり、それにカイロやアルミのブランケット等も携帯しています。

生きている限り、自然との共存がある限り、自然の一部である私達は危険と隣り合わせ。

何をしたら防げるというものではありませんが、自然に対して畏れ敬う気持ちを忘れず、おごりを捨て、謙虚に生きる…

この世に人として生まれたことに感謝して、毎日を精一杯生きる…

人の心が穏やかであればあるほど、自然との調和が生まれるような気がします。

自然災害を恐れてばかりでは前に進めませんし、様々な教訓を後世に伝える義務があるのだと再認識する一日です。

休憩中、出雲の柚子入りのしょうが湯 をいただきました。

私は、ここに柚子と蜂蜜を少し加えます ♪

ホッとひと息ついたら、また 心を引き締めましょ。

生かしていただいていることに感謝の一日です✨

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コメント5件

  • みほ より:

    友麻先生、こんばんは☆
    休日もブログの更新をありがとうございます!

    阪神・淡路大震災から もう21年も経つのですね…
    亡くなられた方々の御冥福を心よりお祈り申し上げます。

    毎年、この日は 震災を経験された友麻先生のブログの記事を拝見し、幸せに過ごさせて頂いている事に感謝しながら 改めて震災について考え、気を引き締めております。

    いつ災害が起こるかわからない私達の生活には、友麻先生のおっしゃる通り、様々な経験を後世に伝え、災害に備える知識を持つ心構えは、とても大切な事ですね。

  • Nishi より:

    友麻先生、

    こんばんは。
    阪神大震災からもう21年ですね。
    本当に怖かったです。神戸が一番ひどかったですね。

    尼崎はガスと水道が使えなくて、エアコンは冷房専用だったので、暖房がなく寒い日でした。
    母が、冬が弱い私に、すごく優しかったです。
    この年に父が、肺癌で亡くなって、私には忘れられない平成7年でした。

    震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
     

  • ゆうま より:

    shimaさん、こんばんは(^-^) コメントお寄せいただきありがとうございます。

    そうですよね。
    東日本大震災の恐ろしさは、特に記憶に新しいですが、震災の経験は人生の教訓の一つです。

    「平時に変事の備えをする」

    ついつい後回しにしがちなことですが、食べ物に関していえば 備蓄するものは定期的に見直して、置き場所も分散させたり工夫が必要だと考えます。

    大切な家族が元気に暮らせることは、奇跡のようなありがたいことだと感謝しますが、それは震災を経験してより一層深く感じます。

    お互い、身を守る準備をしておきましょうね(^-^)/

  • ゆうま より:

    みほさん、こんばんは☆
    いつもありがとうございます。

    年が明けると、すぐに17日…この日がやってきます。

    こうして毎日を過ごさせていただける幸せに感謝しながら、災害に屈しない強い心と実質的な備えが必要ですね。

    日本全国、今や何処に居ても何が起こるかわかりません。

    震災が起こった日は、お亡くなりになられた方々を偲んで深い祈りを捧げ、我が命の尊さを再認識する日でもあります。

    今を生きる私達は、なんとありがたいことでしょうね。

    用心と備えは、ホッとしている時こそ必要かもしれません(^^)

  • ゆうま より:

    Nishiさん、こんばんは(^-^)

    そうでしたか…
    平成7年は、お辛い年…と、その記憶は拭えませんよね。
    けれど、お母様の深い愛情が、より深く感じられた年でもあったのですよね。

    私たちは、この世に生を受けた以上、しっかりと生き抜いていく使命があります。

    震災を乗り越えてきた日々は、その人間力の一つとなっていますよね。

    きっと、Nishiさんも私も、そうして鍛えられているのかもしれません(^^)

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