儘に…
一年の目標を掲げた時に、今年こそはこうしよう!と考えていたことあり。
まもなく今年もあと3ヶ月になろうという今、あらためて、目標を表した漢字『儘』にならって過ごそうと考えています。
『儘』には、思う通り…とか、その通りであること…とか、そっくりである…どうあろうとも頓着しない…などの意味があります。
その通りに任せ、物事の成り行きにしたがう…ということです。
ここまでの月日を省みると、流れに逆らわず為すがまま為されるがままきたように感じます。
大切な人に起きたアクシデントからのフォローも、なし得る限りのことを行っている毎日ですし、これこそが『儘』。ありのままの行いであると自負しています。
角度を変えて、実のところを云えば、もう少し我儘になりたい…
自分本位に生きてみても良いのではないか…と考えたのが始まりでした。
仲良くさせていただいている人が、とても勝手気儘であることも、ある種の憧れ。
きっと、もう少しラクに生きられると思うので、無言の教示を得たいと思うのであります。(読んでいたら、ご自分のことだと分かるだろうな~)
様々な角度から『儘』であることの意義を見出している毎日です(^.^)
食生活もしかり。
ごちゃごちゃと凝ったことが苦手なので、シンプルに食すことに徹しています。
自宅で過ごした今日は、用事がはかどるように「品数少なく」「栄養価は高く」食材の良さを引き出すものをこしらえました。
たとえば、旬の名残りである“ つるむらさき ”。
古くから、解熱や利尿のための民間療法で使われてきた緑黄色野菜です。
最近のホウレンソウや小松菜の中身に魅力を感じない私は、旬の青菜からの恩恵をいただいています。
つるむらさきは、生でも食べられるといわれますが、独特の香りや栄養を有効にいただくには、汁物に入れるのが良いでしょう ♪
素材を活かすためには、そのままが一番。(シュウ酸の量も、この程度なら問題なし)
茎と葉を別々にしておき、仕上げに入れるだけです。
他に、ごぼう・れんこん・大根・なす・舞茸・ねぎ・厚揚げ。
上にのっけたのは、滋養効果ある味噌漬けのうずら卵 ♪
そして! ありのままに近い姿の鰹節。
お出汁にも具材にもなるので、パリパリと大胆にちぎって入れています。
いつもの如く、私の汁物は具沢山で、上品さに欠けますが、あえて申しますと美味しくてヘルシーです。笑
また、さっと茹でた つるむらさきの葉は、長芋のとろろに混ぜて(長芋の変色を防ぐために黒酢を数滴)、みょうがも加えてアクセントにしました。
厚揚げを冷蔵庫に残しておくつもりがなかったので、今夜はこれがメイン。
上からお醤油をかけていただきました。
夜遅く、娘からの電話。
近親者同士の夕食が充実していたようで、嬉しい限り。
離れて暮らしていても、ありのままの気持ちで接してくれるので、やさしさがダイレクトに伝わります。
最後にひとつ。
「そのままがいいよ。」と、今日メッセージを届けてくれた人に、心からありがとうデス。
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