花々と共に

室町前期の能役者、能作者である世阿弥の伝書「風姿花伝」は、役者ではない人にとっても人生の参考書となります。

「花」という概念で、時々の美しさや姿を芸論で語っていますが、誰にでも当てはまる事がたくさんあります。

…若い年代特有の「花」を “誠の花”と勘違いする自惚れが、“真実の花”から当人を遠ざける結果になる。多くの人は、この年代ゆえの花に翻弄され、自身の心の中にある本来の花が失われてしまうことに気づかない。…と。

このような若い花にはない、「誠の花」。

能における「誠の花」というのは、咲かせる時も、散らせる時も、心のままでなければならないと世阿弥は説きます。

そうでなければ、「永続する花」にはなり得ない。

「花」を体得しようと思ったら、まずは「種」を体得するべき。

「花」は、心のつくりだすもの。

「種」は、ふだんの努力によってつくりだすもの。

能の感動を花に例える世阿弥は、このように語っているわけです。

新鮮な感動を呼ぶ四季折々の花。

それぞれの美しさは、能役者ではない私たち一人一人にも備わっています。

花も種も色々。

本日は、自分にはない美しさをそなえた方々と講座後にお茶をいただきました。

「皆をご覧になる先生の目は、『かわいい』と思っておられるような目ですね。」

こう仰ってくださった方の言葉に、ハッとしました。

花々を慈しむように愛する気持ちと、慕ってくださる方々への感謝の心が、眼差しに表れていたのかもしれない。そう感じました。

日々のお心持ち(花)とご努力(種)は、人それぞれ。

美しい花に囲まれたような、新鮮な感動を味わいましたので、思わず「風姿花伝」が心に浮かびました(*^^*)

座学講座は、「心と身体を動かす 美的食ライフ」と銘打って90分間お話ししております。

その中で、「美味しそう!色が美しいですね!」と、お褒めの言葉をいただいて嬉しかった一品をご紹介いたします。

“彩りガーリックライス ” ♪

こちらは、疲れを吹っ飛ばします(*^^*)

黄色いのはコーンではなく、「インカのめざめ」という黄色いじゃがいもです。

にんにく、人参、玉ねぎ、豚フィレ肉、赤ピーマン、ズッキーニ、黒枝豆が入っています。

にんにくと玉ねぎのアリシンと、豚フィレ肉や黒枝豆のビタミンB1によって、糖質がエネルギーに変わるのをしっかりサポート!

ちなみに…

美味しかった古米は、これがフィナーレ♪

新米を味わう前に、花々しく彩って「有終の美」を飾りました(*^^*)

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