どんなときも
先日のこと。
あれれ … これは、もしや!
なんの前触れもなく、顎関節が少しカクン…
痛みも違和感もなく過ごしているのに、お食事の時だけ独特の感触…
こういう状態が数日間続きました。
身体のどの部分が痛くなっても辛いものですが、生命の源の入口がスムーズでないと、こんなに不安になるものなのだと実感!
突発的な問題がおきた場合に慌てるかどうかは、日頃の心身修養が物を言います。
荒治療が善いかと、普通に堅いものをゆっくり噛んだり、ストレッチやツボ圧ししたり…
けれども、ここは身体に「ごめんね」のいたわりの心でしょう。
柔らかい“ おじや ” をこしらえました。
ベースとなるのは、
粗削りの鰹節を手で細かくして…
こちらの真昆布も加えて、お出汁としました ♪
脂溶性の栄養素も大切にしたいので、黒きくらげ、人参、三度豆、えのき茸を食べやすい大きさに調えて、こめ胚芽油でサッと加熱。
そこに、いつものご飯と蕎麦の実を入れてコトコト。
最後の方に太ねぎとなめこ、蓮根をすりおろし、長芋(生で食べる時期は過ぎたかなというもの)もすりおろして加熱したら、白胡麻とお味噌を加えます。
うずらの卵も上にのっけて、滋養効果を高めました。
顎関節と心身すべてを労う たったこれだけの雑炊の中に、必要なものが詰まっています。
いつも私の講座をご受講くださっている鍼灸の先生にもご相談し、顎関節症についてアドバイスもいただいたので、心も落ち着きました。
また、軽度の顎関節症をご経験済みの生徒さん方にも、励ましの言葉とアドバイスをいただいたという果報者です(*^^*)
おかげさまで、独特のストレッチを続けたことも功を奏して、今はもう通常に戻ってホッとひと安心です。
どんなときも対応できるような心と身体…
「備えあれば憂いなし」は、物質的なものだけではありません。
緊急事態に善い対応ができるように、日ごろから思慮を養っておくことが大切です。
今年は、大政奉還から150年の節目の年。
西郷南州遺訓によれば、「事に当りし思慮の乏しきを憂うなかれ。おおよそ思慮は平生黙坐静思の際に於いてすべし。有事の時に至り、十に八九は履行せらるるものなり…」(あらゆる事態にあたって、自分の思慮が乏しいということを思い悩んではならない。おおよそ考えることは日ごろの平常心で、座って静かに黙考できる時にしておくべきだ。そうすれば、何か起こった有事の際には、十のうち八、九は実行に移すことができるだろう…)と、有事の際に慌てないよう、先ずどんな時も備えをして考えを練っておくべきだと、あの西郷さんも唱えておられます。
強い台風が近づいています。
しっかりと備えておかねばなりませんね。
期日前投票にも行きましたし、明日はおとなしく、こちらを読んで過ごそうかしらと楽しみです ♪
生きていると、自分の身体も…自然も…世の中だって…変化の連続。
どんな時も動じず、丁寧に対処していける自分自身を養っていこうと、あらためて感じる今日この頃です。
コメント2件
Atsumiさん、こんばんは!
ものすごい雨と風ですね。
自然の力に抗えない人間の無力感を感じつつ、何事においても畏れの気持ちを忘れてはならないことをあらためて考える必要がある…と、ちょうど日本を左右するような時と同じになったこの必然を想います。
おかげさまで、顎関節には全く痛みはありません(*^^*)
違和感もなくなっているので、あとは再発しないように慎重に過ごしています。
的確なアドバイスをありがとうございます ♪
あいうべ体操なんて最高ですねー。
感謝です!
就寝時にはマウスピースをつけて、日中も奥歯をフリーにするようにしています。
あとは、手で固定して歪みをとるストレッチをしたり ♪
身体からのメッセージを真摯に受けとめているところです(*^^*)
これからも、その時々にふさわしい食生活を送っていきたいと考えていますので、ご参考になれば幸いです。
先日、ご質問いただいた亜麻仁油 ♪ お役に立てて嬉しいです。
こちらこそ、いつもありがとうございます。
友麻先生 こんばんは~。
雨風が強くなってきましたね。
顎の方は如何ですか⁈
顎関節症はいつも上の歯と下の歯を合わさず少し隙間を開ける安静位空隙を意識されると良いかもしれません(^^)
余り お痛みがないようでしたら 「舌回し」や
「あいうべ~体操」をされるのも有効だと思います(^^)。
お大事になさってくださいね。
いつもブログではパートナーである身体に優しいレシピや身体に良い物をご紹介して下さり有難うございます。
毎日 健気に働いてくれる身体に感謝して良い物を取り入れていきたいと思います。
亜麻仁油も良い感じです~^ ^
ありがとうございます。