補うこと
補助、補強、補修、補給、補正、補整、補足、補償、補充、補佐、補色、補筆、補語…
思いつくまま並べましたがw、この「補う」という意味の、なんと頼もしいこと!
(補習、補欠、補導などに良い思い出がない方には失礼 ♪)
足りないところを満たす…
自分にとって、これは生きているかぎり常に考えておきたいことの一つ。
一日を省みて、言葉が足りない時、気遣いが足りない時、智慧の足りなさに至るまで、自分の足りないところをなんとかして補いながら、歳を重ねたいと思っています。
何のために、何をして、何とするかを頭に置きながらながら実践!
3月に入り、お天気はコロコロ変わるものの、春の陽気を感じられるようになりました ♪
冬場は紫外線量が少ないので、ビタミンDの血中濃度が低くなるそうですが、2月から3月にかけては、年間を通して最も低くなるのだとか。
ビタミンD不足は、骨を丈夫にできないばかりか、免疫力も筋肉の力も衰えさせるという、望ましくない状態へと導きます。
また、カルシウムの血中濃度を保ったり、骨や歯の形成に深く関わること。万病の元といわれる風邪のウイルスなどに対する免疫力を高めること。内臓脂肪の蓄積を抑えること。異常細胞を正常化させる働きがあること。高血圧を予防できること等々… 知れば、もっと重要視されるのでしょうね。
今、私の大切な人が、骨粗鬆症と闘いながら快方への道を進もうとしています。
なので、ちょっとした一品をこしらえて、ビタミンD強化を図りました。
「菜の花と黒きくらげの炒り卵」
こちらに使用した黒きくらげは、生を天日干ししたものです。
出かける時には、窓辺に置くこともあります。
ビタミンDを豊富に含む黒きくらげも、干すことでさらに増強されるでしょう。そう思って、ひと手間かける労をいとわず!です。
この場合、油で吸収が高まる黒きくらげを先にソテーして塩少々。
菜の花は下ゆでせずにサッと加え、そこにビタミンDも豊富な鰹節をササッ!
仕上げに、調味しておいた (いつもの玉ねぎ醤油と酒) 溶き卵を上からサササッ!と。
加熱し過ぎぎて焦げないようにしましょう。
身体の補強どころか、たんぱく質の糖化を促進して、逆に「骨をもろくしたいもの」を作ることになります。
卵は、余熱を利用すればパサパサにならず、しっとり仕上がりますものね。
植物に存在するエルゴステロールから生成された黒きくらげのビタミンD2と、鰹節や卵の動物由来のビタミンD3により、カルシウムの吸収を助けよう!というものです。
そして、もう一つ。
皮膚に存在しているデヒドロコレステロールが、紫外線に当たることによって活性型ビタミンD3に。
窓越しでは期待薄ですから、手のひらにココナッツオイルをぬって、外で日光にかざす…というやり方も効果的です。
骨粗鬆症は、女性だけの問題ではありません。
男性も、加齢にともなって注意が必要です。
身体に入ったビタミンDは、きっと様々なことを補ってくれることでしょう!
そして、、、
心配事でくたびれた私の心を補ってくださる「補心 (こんな言葉はない)」のごとく、本日も私に温かい御心を注いでくださった方々に感謝いたします。
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