一生のうちに
先ずは、このたびの台風で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧を祈念いたします。
昨日15日、玉川高島屋東館コミュニティクラブたまがわで開催された「夢の宝塚サロン 」にお招きいただき、ご来場の皆様と楽しいひと時を過ごしてまいりました!
連休中の大切な一日、お越しくださいました皆様に心から御礼申し上げます!
毎回、素晴らしいスターさんがゲストとしてお招きされるイベントに、今月は私をお招きくださり、多くのお客様に盛りあげていただき至極光栄です!
宝塚時代のエピソードや現在の活動をお話ししながら懐かしい歌をご披露 ♪
記憶をさかのぼって、当時の様々なことを思いおこせば、自分の宝塚時代は、なんと濃密だったのだろうと感じます。
客席からの温かい温かい眼差し。
若かりし時代より、私を見守り励まし続けてくださる方々。
長いお付き合いとはいえ、今もこうして駆けつけてくださることに感謝です。
そして、いつもご受講くださっている生徒の方々。
この日は、「講師 友麻 夏希」ではなく「元宝塚 男役 友麻 夏希」の私に寄り添ってくださいました。
遠路はるばる関西からのご来場の生徒さんも!
私より早い時間の新幹線でご上京!なんと御礼を申し上げればよいかと涙が出ます。
さらには、不思議な御縁で必然的に繋がることができた方もお越しくださり、嬉しい驚きと喜び、感激をもたらした一日でした。
トップスター 大浦みずきさんがお亡くなりになって十年目の秋を迎える今、なつめさんにお届けしたい気持ちが胸にこみ上げる中、なつめさんのファンでいらした方々も多くご来場くださり、それはそれは有り難い時間となったのです。
なつめさんが魂こめて歌われていた大切な曲、故人に尽くす一つの途として、魂をこめて私も歌わせていただきました。
努力したからといって報われるわけではない世界。
そんな中でも私は恵まれ、報われることが数多ありました。
だからこそ初舞台当初から頂点を目指して邁進し、善い環境に身を置き、応援してくださる周りの方々や家族の思いを一身に受けて努力し続けていた自分。
恵まれた日々の中、ふと立ち止まって人生を考えた時がありました。
「羽根を背負うより、子どもを背負いたい」
昨日もチラリとお話ししたこの切なる思いは、世の中が浮かれに浮かれるバブル絶頂期の頃に、突如として湧いてきた思い…であることをここに記しておきたいと思います。
どんなに恵まれていても悩みは尽きない人生ならば、
一生のうちに、身の丈をわきまえて、やれるだけのことをやる…
一生のうちに、少しでも心身を養い磨き、成長するよう努める…
一生のうちに、世のため人のために持ちうる力を尽くす…
これを想い、地に足をつけた毎日に憧れて道を選択したことが、今の私に至ります。
105年という長い歴史の中の、ほんの7年と4ヶ月という在団期間。
男役十年といわれる中で短かった割には、退団のご挨拶で「長い間ありがとうございました!」という言葉が出てしまうほど充実した宝塚での年月。
29年経っても何の悔いもなく満たされているのは、多くの方々からのご支援の賜物!と深く感謝しております!
貴重なひとときを私にお与えくださった講師の先生方、誠にありがとうございました!
イベントの後半で、どうにも止まらない状態wに陥りかけた食のお話 。
旬の秋鮭の一生に思いを馳せていただいた瞬間がありました ^ ^
こちらが、その時のレシピです。
「秋鮭のムニエル モロヘイヤ餡かけ」
にんにく醤油とお酒で下味をつけた秋鮭は、国産小麦粉(私は玄米粉も使用)を軽くなじませてアボカドオイルを用い、フライパンでムニエルに。
別の小鍋には水、玉ねぎを柔らかく煮てチキンコンソメ(化学調味料・たんぱく加水分解物・酵母エキス は不使用)、炒ったカレー粉と塩と黒胡椒。
あらかじめ茹でて細かく切ったモロヘイヤとプチトマトも加えて味が馴染んだら、水溶き本葛粉(なければ片栗粉)でとろみをつけて、秋鮭がびっくりしないよう上から優しくかけてあげます♪
旬のアスタキサンチンのパワーよ、細胞のミトコンドリアに届け~ とまでお想いにならなくても良いですが、厳しい自然を生き抜き、命がけで川を遡上し、命のバトンを受け継ぐ前に人の手にかかってしまった秋鮭に、深く感謝していただきましょう。(美味しくて滋養効果も高いイクラも、雌の卵をいただいたのですから、食べ過ぎて生活習慣病になっても因果応報というものですw)
カレー粉のターメリックにも強い抗酸化力があるので、アスタキサンチンと共にに重要視されてみてはいかがでしょう。
なお、次に控えているイベントは…
先日お知らせしておりましたが、来年1月12日開催 ♪ 出雲綾 …敬愛するタキちゃん のディナーショー!
私もちょこっと出演いたします。
『ONE UP!!』のチラシが出来上がりました!
宝塚歌劇のディーバ として活躍した 出雲綾 と、なんとなんと!デュエットもさせていただきます!
一生のうちに、歌姫とデュエットだなんて~!
もったいないほどの贅沢!
同期生爆笑トークも、どうぞお楽しみに♪
一生のうちには、苦しみや悲しみから逃げることはできないようになっています。
けれど、一寸先は何が起こるか分からないからこその醍醐味があり、喜びや成長があるのだと思います。
最後にもう一つ。
一生のうちに、娘に音響操作とカメラマンをしてもらうことも、そうそうあるものではありません。
拙いアシストではありましたが、一生懸命務めてくれたことにありがとうと労いました。
一生のうちに、最高の理解者である子どもたちに出合えたことに感謝です。
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