ふさわしいもの

今年も残すところ30日をきりました。

やり残していることが山積だというのに、果たしてこの30日でクリアできるだろうか…。

時間と調和した生き方をしようと想う毎日。

要領よく時間をやりくりされる人に、弟子入りしたい気分です。

いくつも歳を重ねてきたのなら、いいかげん365日の短さを体得しなければ(^^;

このなんとも言い難い「追い詰められ感」も、程よい場合は自分を奮い立たせる原動力にもなります。
ただ、四方八方から余計な刺激を与え続けられると、これまでストレスの耐性を身につけていても、類が違えば学習し直し…

受け留め方次第でストレスはいかようにも変化しますから、柔軟に一つ一つクリアしていくしかありません^ ^

思い起こせば…小学校時代、休み時間に素早く校庭に飛び出しては足や棒で素早くコートを描き、強そうな男子と肩を並べてドッジボールに興じていましたっけ。

あの時のボールの受け止め方、当てられそうになった時の避け方と抗い方、外野になった時と内野の気構えの違い、そして、キャッチしたボールを相手に向ける時のタイミングや攻撃。

大人になるための奥義は、そこにも隠されていたことに気づきました^ ^

(ちなみに、二組に別れて手をつないで向かい合い、歌いながらコソコソ相談してメンバーのやりとりをする遊び「はないちもんめ ♪」からは、時に辛辣な人間関係を…「かごめかごめ」からは、楽しそうに巡る日々の中にも、実は真近な背後には何がひそんでいるか分からないという要心と用心の必要性を… ゴム跳びからは、何事も一足飛びにはいかず、段階を経て実力アップできる達成感を…幼い頃に学んだ気がします^ ^)

この忙しい師走に、お目通しいただくにふさわしくない「ぼやき」はこのくらいにして、本日はこの時期にふさわしい一品のご紹介です。

近ごろ、家庭菜園に昨年と同じ「大葉春菊」の種を蒔きました ♪

冬場は、青菜を育てていても虫も付かないので特におすすめです。

体内でβ-カロテンからビタミンAに変わる植物も、レチノールからビタミンAとして働く動物性のものも大切！

鼻や喉も含む全身の粘膜や皮膚、目の健康にも大きく影響するのですから、予防や修復にはかなり必要だと考えています。

こちらは、「春菊のピスタチオナッツ和え」。

ローストしたピスタチオと胡麻をすってから天然塩と黒胡椒少々すり鉢に合わせておいて、アボカドオイルでサッと炒めた春菊(こちらは家庭菜園出身ではない)と合わせるだけ。

脂溶性ビタミンは、善い油を合わせることで吸収が高まります。

中でも、ピスタチオは脳内物質セロトニンを構成するために必要なビタミンB6や、ストレスに対抗するマグネシウムも豊富！

お風邪気味の方にも、元気な方の免疫力を維持するにも必要な栄養が詰まっています。

心身の健康にふさわしい食生活は、何も特別なことをするのではありません。

自分の身体に向ける誠意と思い遣りが、おのずと今後のなりたい方に向かうのです。

旬のお野菜の香りに癒されながら、一年の締めくくりも柔らかく穏やかに和やかに過ごしてまいりましょう。